SSブログ

オオバギボウシ(大葉擬宝珠) [山野草]

湿った山地の草原、高層湿原の周辺、湿った林床などに生育する多年草となります。
花は、茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、下から順に開花します。
花の色は白ないし淡い紫色で、やや下向きに咲き、一日花で、朝咲いて午後にはしぼみます。
葉は根際から生え、柄があり、形は大きな卵形で、弧を描くように走る葉脈が目立ちます。
長さは30~40cmくらいあり、つけ根の部分は心形で先は尖ります。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、種子には翼があります。

「擬宝珠」というのは、橋の欄干に付ける葱坊主のような形をした装飾のことです。
蕾の形が似ているというので「擬宝珠」の名がつけられたようです。
若芽はウルイと呼ばれ山菜として利用され、ぬめりがあってクセもなく美味とのことです。
別名をトウギボウシという。

オオバギボウシ-31(20220623).jpg オオバギボウシ-32(20220623).jpg オオバギボウシ-33(20220623).jpg オオバギボウシ-34(20220623).jpg
撮影:2022年6月23日 京都府立植物園にて

オオバギボウシ-1(20180614).jpg オオバギボウシ-2(20180614).jpg オオバギボウシ-3(20180614).jpg オオバギボウシ-4(20180614).jpg オオバギボウシ-5(20180614).jpg オオバギボウシ-6(20180614).jpg
撮影:2018年6月14日 京都府立植物園にて

◇果実
オオバギボウシ-7(20180718).jpg オオバギボウシ-8(20180718).jpg オオバギボウシ-9(20180718).jpg

撮影:2018年7月18日 京都府立植物園にて

オオバギボウシ-21(20211224).jpg オオバギボウシ-22(20211224).jpg オオバギボウシ-23(20211224).jpg
撮影:2021年12月24日 京都府立植物園にて

名称:オオバギボウシ(大葉擬宝珠)
科:ユリ科 ギボウシ属
園芸分類:山野草
形態:多年草
原産地(分布):北海道から九州
品種名:
草丈/樹高:50~100cm
開花期:6~8月
花色:白色、淡い紫色
その他:別名は、トウギボウシ


nice!(3)  コメント(0) 

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。