SSブログ

ザイフリボク(采振り木) [落葉樹]

本州中南部、四国、九州に生育する落葉小高木。4~5月頃に白い花を咲かせ、花弁の長さは1.5㎝、雄蕊は20本です。白く細長い花弁をつけた花が采配に似ていることから「采振り木」の名があります。
葉の縁には細かなギザギザ(鋸歯)がありますが、これは多くのバラ科の植物に見られる特徴です。
細長く、そしてわずかに波打つ白い花びら5枚からなる花が枝上に密生します。ザイフリボクの「ザイ」は采配の采に由来しています。采配とは戦場で大将が指揮するときに用いた、何枚もの細く切った紙の房を棒の先につけた道具です。「采配を振る」と今でも使いますね。

別名は、シデザクラです。シデ(紙垂)とは、しめ縄、玉串、祓い串など神道で用いる、白い長い紙をジグザグに折ったもののことです。シデザクラもザイフリボク同様に、花の形状に由来するネーミングです。

ザイフリボク-11(20210407).jpg ザイフリボク-12(20210407).jpg ザイフリボク-13(20210407).jpg ザイフリボク-14(20210407).jpg ザイフリボク-15(20210407).jpg
撮影:2021年4月7日 京都府立植物園にて

ザイフリボク-1(20180503).jpg ザイフリボク-2(20180503).jpg ザイフリボク-3(20180503).jpg ザイフリボク-4(20180503).jpg
撮影:2018年5月3日 京都府立植物園にて

ザイフリボク-5(20190601).jpg ザイフリボク-6(20190601).jpg ザイフリボク-7(20190601).jpg ザイフリボク-8(20190601).jpg ザイフリボク-9(20190601).jpg ザイフリボク-10(20190601).jpg
撮影:2019年6月1日 京都府立植物園にて

名称:ザイフリボク(采振り木)
科:バラ科ザイフリボク属
園芸分類:
形態:落葉小高木
原産地(分布):岩手県以南~九州
品種名:
草丈/樹高:5~10m
開花期:4~5月
花色:白色
その他:


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。