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エンコウソウ(猿猴草) [水生生物]

山地の浅い水中や湿地に生育する多年草。
根茎は短く、基部から太くて長い白色の根を泥中に多数伸ばします。
リュウキンカと同じような形態ですが、茎が直立せず横に這って長さ約50cmになります。
花は、茎先が斜上し、花径3センチくらいの黄色い花をつけます。
花は普通は2輪ずつつき、普通は5枚ある花弁のように見えるものは萼片でです。
雄しべはたくさんあり、雌しべは5本です。
花のあと花茎から発根し、芽をつけ、越冬後に発芽します。
葉は、根際から生える葉は腎円形で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)があり、葉には艶があり、葉のつけ根の部分は重ならず開いています。

「猿候」というのは手長猿ないし河童の別名でで、和名の由来は、地面を這う茎を手長猿の手に見立てたものだということです。

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撮影:2018年4月9日 京都府立植物園にて

名称:エンコウソウ(猿猴草)
科:キンポウゲ科 リュウキンカ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):北海道、本州 ・ 千島、樺太
品種名:
草丈/樹高:50cm
開花期:5~6月
花色:黄色
その他:


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