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トキワイカリソウ(常盤碇草) [山野草]

 トキワイカリソウは本州の中部以西の温帯から暖帯にかけて生育する常緑の草本。主に日本海側の山地に生育し、北陸では白い花の個体が多いとのことです。葉は1本の柄が3本に分かれ、更にその先が3本にわかれ、小葉が付いています。したがって、1本の葉柄の先には9枚の小葉が付いていることになります(2回3出)。小葉はゆがんだ卵形から長楕円形で、基部は深い心形となっており、先端は尾状に伸びます。葉の周辺には棘毛があります。常緑であるので、葉はやや堅く、丈夫です。4月から5月に花茎を出して長い距のあるおもしろい花を咲かせます。花の形は確かに船の錨を連想させることが名前の由来です。

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撮影:2018年3月29日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年4月6日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年3月5日 京都府立植物園・「早春の草花展」にて

名称:トキワイカリソウ(常盤碇草)
科:メギ科 イカリソウ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):本州(関東,中部,近畿,中国)
品種名:
草丈/樹高:30~40cm
開花期:4~5月
花色:白色~紅紫色
その他:


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