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アマミヒイラギモチ(奄美柊黐) [常緑樹]

若い枝は淡緑色で、細毛が密に生えます。葉は互生し、若木と成木の葉は大きく異なります。若木の葉の形は楕円形で、先端は刺となって鋭くとがり、縁には2-4対の先が刺になる鋸歯があります。成木の葉の形は倒卵形または楕円状円形で、ぎざぎざ(鋸歯)が無くなり先端は円く、縁は全縁、表面、裏面とも無毛です。
雌雄異株で、開花時期は5月くらいとなり葉の脇に小さな緑白色の花をつけます。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、熟すと赤くなります。
 環境省のレッドデータリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されているようです。


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撮影:2018年4月16日 京都府立植物園にて


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幼木の葉には棘状のぎざぎざ(鋸歯)がありますが、
成木ではぎざぎざ(鋸歯)がありません。


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撮影:2017年9月30日 京都府立植物園にて

撮影:2021年10月5日 京都府立植物園にて

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撮影:2023年10月23日 京都府立植物園にて

名称:アマミヒイラギモチ(奄美柊黐)
科:モチノキ科 モチノキ属
園芸分類:庭木・花木
形態:常緑低木
原産地(分布):奄美大島の固有種
品種名:
草丈/樹高:2~4m
開花期:5月
花色:緑白色
その他:


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