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シオン(紫苑) [花木]

花は青紫~薄紫で3センチ程度。長く伸ばした茎に花序を作ります。環境によって花色が濃くなったり薄くなったりします。葉には明確なしわが入り、触り心地はカサカサしています。ロゼット部分の葉は大きく3~40cm以上あります。株は冬~初夏の間はロゼット型で、花時になると長い花茎を伸ばします。生育旺盛で株は地下茎で広がります。
根および根茎に去痰作用、利尿作用があります。生薬名も植物名と同じく紫苑(しおん)で、杏蘇散(きょうそさん)などの漢方方剤に使われます。
その花の色から紫苑という色名の語源となりました。
環境省のレッドリスト(2007)では、絶滅危惧II類(VU)に登録されています。
鬼の醜草(オニノシコグサ)の別名があります。

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撮影:2022年10月27日 京都府立植物園にて

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撮影:2017年9月9日 京都府立植物園にて


名称:シオン(紫苑)
科:キク科
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):本州から九州、朝鮮半島、中国、シベリアなど
品種名:
草丈/樹高:150~200cm
開花期:9~10月
花色:淡い紫色
その他:



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