タヌキマメ (狸豆) [山野草]
東は日本から西はインドまで広く分布するマメ科タヌキマメ属の植物で、花後に枯れる一年草です。日本では本州(宮城より南)、四国、九州、南西諸島まで分布します。土手や池の周りのような湿り気のある場所によく自生しますが、平地や丘の日当たりのよい草地や道端でも見ることができます。
細長い笹のような葉っぱを出して、夏の終わり~秋にかけて、茎の先端にいくつものつぼみを付けて1~数輪ずつ、下から順に開花します。花は蝶型で径1cmほど、色は濁りのない青紫色です。花後に萼が生長して大きくなり、果実をすっぽりと包みます。萼には粗めの茶色い毛がふさふさに生えます。果実は長さ1.5cmほどの長だ円形で、熟すと表面は焦げ茶から黒っぽくなり、縦に裂けてタネをとばします。
漢字を当てると「狸豆」で、果実を包む萼がタヌキの体毛のようだから、花を正面から見るとタヌキの顔のように見えるから、など諸説あります。
伝統的な民間療法では、利尿剤、強心剤、鎮痛剤として使用されることも!
撮影:2020年9月15日 京都府立植物園にて
撮影:2019年9月11日 京都府立植物園にて
撮影:2020年11月13日 京都府立植物園にて
名称:タヌキマメ (狸豆)
科:マメ科 タヌキマメ属
園芸分類:山野草
形態:一年草
原産地(分布):日本 朝鮮半島 台湾 中国 熱帯アジア
品種名:
草丈/樹高:20cm~70cm
開花期:8~9月
花色:青紫色
その他:
細長い笹のような葉っぱを出して、夏の終わり~秋にかけて、茎の先端にいくつものつぼみを付けて1~数輪ずつ、下から順に開花します。花は蝶型で径1cmほど、色は濁りのない青紫色です。花後に萼が生長して大きくなり、果実をすっぽりと包みます。萼には粗めの茶色い毛がふさふさに生えます。果実は長さ1.5cmほどの長だ円形で、熟すと表面は焦げ茶から黒っぽくなり、縦に裂けてタネをとばします。
漢字を当てると「狸豆」で、果実を包む萼がタヌキの体毛のようだから、花を正面から見るとタヌキの顔のように見えるから、など諸説あります。
伝統的な民間療法では、利尿剤、強心剤、鎮痛剤として使用されることも!
撮影:2020年9月15日 京都府立植物園にて
撮影:2019年9月11日 京都府立植物園にて
撮影:2020年11月13日 京都府立植物園にて
名称:タヌキマメ (狸豆)
科:マメ科 タヌキマメ属
園芸分類:山野草
形態:一年草
原産地(分布):日本 朝鮮半島 台湾 中国 熱帯アジア
品種名:
草丈/樹高:20cm~70cm
開花期:8~9月
花色:青紫色
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】
2017-09-09 18:02
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