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ゲンノショウコ(現の証拠) [山野草]

フウロソウ科の多年草。日本全土の山野や道端に普通に見られるものです。
ゲンノショウコはドクダミ、センブリなどと共に、日本の民間薬の代表格です。江戸時代から民間薬として用いられるようになり、『本草綱目啓蒙』(1803年)にも取り上げられたそうです。現代の日本薬局方にも「ゲンノショウコ」としてあります。
有効成分はゲラニインなどのタンニン。根・茎・葉・花などを干し煎じて下痢止めや胃薬とし、また茶としても飲用します。飲み過ぎても便秘を引き起こしたりせず、優秀な整腸生薬であることから、イシャイラズ(医者いらず)、タチマチグサ(たちまち草)などの異名も持つとのことです。
ゲンノショウコは「現の証拠」と書くそうです。
「(胃腸に)実際に効く証拠」を意味しているとのこと面白いですね。

タネが飛んだあとの「実」の形が、”おみこしの屋根の端についている、めくりあがった形の飾り”に そっくりなところから 「神輿草(みこしぐさ)」 の別名があります。

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撮影:2020年9月28日 京都府立植物園にて


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撮影:2019年9月9日 京都府立植物園にて

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撮影:2017年8月27日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年9月14日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年11月3日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年11月4日 京都府立植物園にて

名称:ゲンノショウコ(現の証拠)
科:フウロソウ科 フウロソウ属
園芸分類:野に咲く花
形態:多年草
原産地(分布):北海道の草地や本州〜九州また、朝鮮半島、中国大陸
品種名:
草丈/樹高:30~40cm
開花期:7~10月
花色:紅紫色、白紫色
その他:



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