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カノコユリ(鹿の子百合) [球根]

四国南部や九州西部を中心として台湾や中国南東部まで分布するユリです。地域によって自生環境は異なり、九州では海岸近くの岸壁や草原、四国では内陸の岩壁などで見られます。鹿児島の甑島は群生地として有名です。『鹿ノ子百合』の漢字を当て、花に紅色の鹿ノ子絞りみたいな模様が入るところから来ています。
主な開花期は7月中旬~8月中旬で、日本に分布するユリの中ではやや遅めです。径10cmほどの花を下向きに咲かせます。草丈は大きくて1.5mほど、1茎に10~20輪ほど咲きます。花びらは大きく上に反り返り、オーソドックスなタイプは縁部分が白で中心部分に行くにつれて紅色になります。茎は直立するか、湾曲して伸びます。
 カノコユリの球根は食用にもなりますが、薬用としても、滋養強壮、利尿、咳止め、解熱、消炎の効能があると言われています。

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撮影:2019年7月29日 京都府立植物園にて

名称:カノコユリ(鹿の子百合)
科:ユリ科 ユリ属
園芸分類:球根
形態: 多年草
原産地(分布):日本 中国 台湾
品種名:
草丈/樹高:1m~1.5m
開花期:7~8月
花色:白色で、赤オレンジ色の斑点
その他:別名ドヨウユリ(土用百合)、タナバタユリ(七夕百合)



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