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ラセイタタマアジサイ(羅背板玉紫陽花) [落葉樹]

ラセイタタマアジサイは、アジサイ科の落葉樹です。学名から理解できるようにタマアジサイの変種として分類されます。
東北地方南部~紀伊半島の太平洋側及び伊豆諸島、新潟県~福井県の日本海側及び長野県に分布するアジサイの仲間。山地の沢沿いや斜面に、株元からよく枝分かれ群生することが多い。
開花は7~9月で、ガクアジサイよりも1ヶ月ほど遅れる。花は装飾花と両性花からなり、花序(花の集り)全体の大きさは直径10~15cmほど。より目立つ白いのが装飾花で、本来の花は紫色の部分。
両性花には10本の雄しべと1本の雌しべがあり、雌しべの先端は二つに裂ける。5枚ある花弁は開花直後に落下。花の後には球形の乾いた果実ができ、熟すと先端が自然に裂ける。
葉は対生する単葉で、長さ10~25cm、幅4~12cmの長楕円形~倒卵形で、縁には歯牙状の細かい鋸歯が多数ある。
かつてはこの葉を葉煙草の代用としており、別名ではヤマタバコ(山煙草)とも。

タマアジサイの名前は、丸い玉状のツボミの中に花を構成する全てが入っていることから。

ラセイタタマアジサイ-1(20170725).jpg ラセイタタマアジサイ-2(20170725).jpg
撮影:2017年7月25日 京都府立植物園にて

ラセイタタマアジサイ-3(20170817).jpg
撮影:2017年8月17日 京都府立植物園にて

ラセイタタマアジサイ-4(20170821).jpg
撮影:2017年8月21日 京都府立植物園にて

ラセイタタマアジサイ-5(20170822).jpg ラセイタタマアジサイ-6(20170822).jpg
撮影:2017年8月22日 京都府立植物園にて


名称:ラセイタタマアジサイ(羅背板玉紫陽花)
科:アジサイ科  アジサイ属
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉樹
原産地(分布):日本(伊豆諸島)
品種名:
草丈/樹高:1~2m
開花期:7~9月
花色:紫色
その他:別名 ヤマタバコ(山煙草)


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