SSブログ

アベマキ(棈) [落葉樹]

アベマキは落葉性の高木で、クヌギに似ているが、樹皮に厚いコルク層が形成される点と葉の裏面に毛がある点で区別できます。
アベマキは「あばたまき」の意味で、樹皮がコルク層の発達によってあばた状になる様子を意味していると言われています。
花期は4~5月頃で、雌雄異花。雄花はタン黄色で新枝の葉の付け根から10㎝程の房になり下がります、雌花は新枝の上の方に1個ずつつきます。
果期は9~10月頃で、堅果(ドングリ)が殻斗に包まれており、クヌギの堅果とよく似ていますが、クヌギよりは殻斗は浅く、楕円形のものが多い。
ドングリは、大きく、成熟するのに足かけ2年間を必要とします。すなわち、春に開花して受精した発育を開始したドングリは、翌年の秋に成熟して落下します。

アベマキ-1(20170712).jpg アベマキ-2(20170712).jpg アベマキ-3(20170712).jpg アベマキ-4(20170712).jpg
撮影:2017年7月12日 京都府立植物園にて

アベマキ-11(20230609).jpg アベマキ-12(20230609).jpg
撮影:2023年6月7日 京都府立植物園にて

アベマキ-21(20231004).jpg アベマキ-22(20231004).jpg アベマキ-23(20231004).jpg アベマキ-24(20231004).jpg
撮影:2023年10月4日 京都府立植物園にて

名称:アベマキ(棈)
科:ブナ科 コナラ属
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉樹
原産地(分布):中華人民共和国、台湾、朝鮮半島、日本
品種名:
草丈/樹高:~15m
開花期:4~5月
花色:
その他:コルククヌギ、ワタクヌギともいう





nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。