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ツルウメモドキ(蔓梅擬き) [つる性]

日本全国の山地に分布するニシキギ科のつる性落葉樹。自然界では林の縁で他の樹木に、街中ではフェンスや壁に絡みついて育つ。
雌雄異株で、あまり目立たないものの5~6月頃になると黄緑色の小さな五弁花を咲かせる。
果実は秋(9~12月)に淡黄色に熟し、完全に熟すとニシキギと同じように3つに裂開し、鮮やかな橙赤色の仮種皮に被われた種子が現れる。
餌が少ない冬の時期、ツルウメモドキの果実は格好の御馳走となり、キジバト、ヤマドリ、メジロ、ウソ、ツグミ、ヒヨドリなど多くの野鳥が集まる。私が子供のころに、この実をメジロの餌としている人を見かけた覚えがあります。
和名の由来は、分類上の関連はないが果実や葉の様子がウメモドキに似るため、ツルウメモドキと名付けられた。

今回撮影したものは雄株のようです。近くに雌株が見つかりませんでした。
雄花は5個の雌しべが目立ち、雌花は中心に3裂した柱頭がつくとのこと。


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撮影:2022年5月4日 京都府立植物園にて

名称:ツルウメモドキ(蔓梅擬き)
科:ニシキギ科 ツルウメモドキ属
園芸分類:
形態:落葉つる性木本
原産地(分布):北海道から沖縄にかけて分布
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:5~6月
花色:黄緑色
その他:


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