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セイタカアワダチソウ [草本]

 セイタカアワダチソウは北アメリカ原産の帰化植物で、花は10~11月に咲く。花序は全体としては円錐花序となり、個々の枝は小さな頭花を総状に多数つけ、そのような横枝が主軸に対して直角に近い大きな角度を成して広がります。つまり主軸が上に伸びるのに対し、多数の花をつけた横枝が水平に近い方向へ伸びます。
背の高くなる多年生草本地下茎を伸ばして良く増え、大きな群落を作ります。背は高く、葉は茎に沿って多数が密生して付き、披針形で先端は伸びて尖ります。ロゼットで越冬します。
もともとは観賞用に導入されたとの説もありますが、急速に広がったのは大二次世界大戦後。蜜源植物として優秀であるので養蜂業者が積極的に種子を散布したとの話もあるようです。和名の由来は、同じ属のアキノキリンソウの別名であるアワダチソウよりも草丈が高いことによります。
花粉アレルギーの元凶であるなどの濡れ衣を着せられたこともあって、嫌われる植物のひとつになっています。蜜源植物であることでもわかるように、セイタカアワダチソウは花粉をミツバチなどの昆虫によって媒介させる植物であり、花粉を風に乗せてばらまく植物(風媒花)ではありません。

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撮影:2020年10月13日 京都市伏見区にて

名称:セイタカアワダチソウ
科:キク科 アキノキリンソウ属
園芸分類:草本
形態:多年生
原産地(分布):北アメリカ原産
品種名:
草丈/樹高:1~2.5m
開花期:10~11月
花色:黄色
その他:


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