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オオボウシバナ(大帽子花) [草花]

野原や路傍に咲くツユクサの変種(栽培種)で、高さ1m、花の大きさは直径4~5cmにもなります。花弁の端はやや縮れたような形状で、夏期(6~9月)の早朝に、ツユクサに似た青い大型の花を開花させます。
その花弁のしぼり汁を和紙に染み込ませ乾かす作業を繰り返し、青花紙を作ります。
青花紙を水に浸すと青色染料となり、この青色は水で洗い流せるので、友禅染や紋染の下絵描きに用いられます。
日本特産の染料植物として滋賀県草津市を中心にした湖南地方で江戸時代中期から栽培されています。 滋賀県草津市の市の花に指定されています。
ツユクサ同様、昼になると花がしぼんでしまいます。
名前の由来は、ツユクサの花は2つ折れになった貝型の苞に挟まったような形で咲きます。この苞の形が帽子や笠に見えることから、ツユクサは別名ボウシバナともいわれます。オオボウシバナは、ツユクサの花の2~3倍大きいことからの名となります。

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撮影:2023年7月14日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年7月22日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年6月24日 京都府立植物園にて

名称:オオボウシバナ(大帽子花)
科:ツユクサ科 ツユクサ属
園芸分類:野に咲く花
形態:一年草
原産地(分布):
品種名:
草丈/樹高:1m
開花期:6~9月
花色:青色
その他:別名 アオバナ(青花)


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