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イチジク(無花果) [果樹]

イチジクはイラクサ目クワ科イチジク属の落葉樹木です。
 食用にされる部分は厳密には果実ではなく、イチジクの花にあたる部分になります。イチジクは隠頭花序(いんとうかじょ)と呼ばれる花を付ける木で、果実のように見える部分は、花軸が肥大化したもので、切った時に粒粒のように見える花となります。
 その名は、中国での名前「映日果(エイジツカ)」がなまってイチジクとなったという説と、一日一個ずつ熟すから、または一ヶ月で熟すから、「一熟」と名がついたという説があります。また、「無花果」とも書きますが、実際には花が咲かないわけではありません。実の中に無数の白い花を咲かせるのですが、外から見えず、花が咲かないように見えるからです。
葉は大型の3裂または5裂する掌状で互生です。日本では、浅く3裂するものは江戸時代に日本に移入された品種で、深く5裂して裂片の先端が丸みを帯びるものは明治以降に渡来したもの。葉の裏には荒い毛が密生、葉や茎を切ると白乳汁が出ます。

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撮影:2020年6月12日 京都伏見区にて

名称:イチジク(無花果)
科:クワ科 イチジク属
園芸分類:果樹
形態:低木,高木
原産地(分布):小アジアまたはアラビア南部
品種名:
草丈/樹高:2~5m
開花期:
花色:
その他:収穫期 6月下旬~8月上旬(夏果)、8月中旬~10月中旬(秋果)


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