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イヌシデ(犬四手) [落葉樹]

山野に普通に生える。樹高は20mほどになります。
樹皮は灰白色でほぼ平滑、縦に模様ができ、老木になると、浅い裂け目ができます。シデの中では、樹皮の縞模様が鮮明で、見分けやすい。
葉は互生、葉身は卵形あるいは狭卵形で、基部は円形。表面には全体に毛があり、裏面には葉脈上に残ります。葉先は鋭頭、葉脚は広いくさび形。縁は細かい重鋸歯があります。
花は、4~5月に、新芽の展開と同時に咲き、雄花序は、前年枝の葉腋から下垂し、黄褐色で4~5cmの穂状になります。花が終わると、大量の雄花序が落下。
雌花序は、本年枝の先の新芽の中に出ます。

四手(紙垂)とは、しめ縄や玉串などに垂れ下がる、細長く切った紙のこと。果穂を四手に見立てたものです。「イヌ」は一般的に、役に立たないもの、あるいは毛の多いものを差します。

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撮影:2019年4月15日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年5月7日 京都府立植物園にて

名称:イヌシデ(犬四手)
科:カバノキ科 クマシデ属
園芸分類:
形態:落葉高木
原産地(分布):本州(岩手県以南)、四国、九州、朝鮮、中国
品種名:
草丈/樹高:20m
開花期:4~5月
花色:黄褐色
その他:別名 ソロシデ、ソロ、ソネ


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