SSブログ

ムラサキハナナ(紫花菜) [草花]

ムラサキハナナは、中国原産のアブラナ科オオアラセイトウ属の一年草です。
美しい花を咲かせ、葉や花が食用になることから、世界の広い地域で栽培されるようになりました。
分布域は中国東部から中部にかけて広がっており、道ばたや森林、畑や丘陵など、日当たりの良い場所を好んで自生しています。
日本には17世紀に渡来していますが、各地で広く栽培されるようになったのは、第二次大戦後のことです。
強健な性質でこぼれ種でもよく繁殖することから、帰化植物として各地で野生化したものが見られます。
花期になると、分枝して伸びた茎の先に総状花序を出し、花径2~3㎝程度の花を多数咲かせます。
花は淡い紫色の4枚の花弁を持ち、中心には黄色い雄しべが6本と1本の雌しべがあります。

「ムラサキハナナ」の名前は、黄色い花を咲かせる「ハナナ(菜の花)」に対して、紫の花を咲かせることに由来しています。
花は菜の花によく似ておりますが、菜の花の紫花品種ではなくムラサキハナナはアブラナ科オオアラセイトウ属で、菜の花はアブラナ科アブラナ属に分類されて属の異なる植物です。


ムラサキハナナ-1(20200219).jpg ムラサキハナナ-2(20200219).jpg ムラサキハナナ-3(20200219).jpg ムラサキハナナ-4(20200219).jpg ムラサキハナナ-5(20200219).jpg ムラサキハナナ-6(20200219).jpg ムラサキハナナ-7(20200219).jpg
撮影:2020年2月19日 京都府立植物園・早春の草花展にて

名称:ムラサキハナナ(紫花菜)
科:アブラナ科 オオアラセイトウ属
園芸分類:草花
形態:秋まき一年草
原産地(分布):中国原産
品種名:
草丈/樹高:40~60cm
開花期:3~5月
花色:淡い紫色
その他:別名 ショカツサイ(諸葛菜)、ハナダイコン(花大根)


nice!(2)  コメント(2) 

nice! 2

コメント 2

ゴーパ1号

こんにちは。
花まつりで尋ねるお寺さんに、いっぱい咲いていて、このお花を見ると薬師様を思い出します。
by ゴーパ1号 (2020-04-14 12:42) 

すー

★ ゴーパ1号さん、こんにちは
この花にそんな思い出がいいですね(^_^)ニコニコ
by すー (2020-04-14 14:36) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。