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オニシュロ (鬼棕櫚) [常緑樹]

もしかしたら、「ワシントンヤシモドキ」の方が一般的な呼び方かも知れませんが、植物園では「オニジュロ (鬼棕櫚) 」の銘板がつけられておりました。
オニジュロは、やや細い幹は分枝せず、ゆるくカーブして伸びます。葉は長めの葉柄があり、扇状に深裂し、茎頂に叢生します。葉先はまっすぐ伸びて放射状に広がり、風などで折れ曲がって垂れ下がり、葉の白い糸状にほつれた繊維がまとわりつきます。葉は下の方から枯れていきますが、長期間幹に残り、枯葉の蓑をまとったようになります。葉柄には棘状のギザギザがあり、基部は二股に裂け、逆V字型になります。5~7月頃、長い花序を出し、黄白色の粒状をした小花を多数咲かせます。花序の先端は重みで垂れ下がる。花は両性花で、芳香があります。果実は球形の液果で、藍黒色に熟します。

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撮影:2020年3月12日 京都府立植物園にて

名称:オニシュロ (鬼棕櫚)
科:ヤシ科 ワシントンヤシ属
園芸分類:
形態:高木常緑
原産地(分布):メキシコ北西部
品種名:
草丈/樹高:さ25~30m
開花期:5~7月
花色:黄白色
その他:ワシントンヤシモドキ 、オキナヤシモドキ (翁椰子擬)


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