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ルリタマアザミ(瑠璃玉薊) [草花]

ルリタマアザミは、地中海沿岸からアジアにかけての広い範囲に自生する多年草です。トゲが集まったような花姿が面白く、花持ちも5~10日ほどと長いことから、切り花やドライフラワーに利用されます。
草丈は60~150cmと高く、長く伸びた先に直径5~10cmほどの青紫や白の花を咲かせます。葉には深い切れ込みが入り、先端にトゲがあります。また、裏にはうっすらと産毛が生え、特徴的な花姿が印象的な植物です。
花期になると、長く伸びた茎の頂部に径4~5㎝程度の頭状花序(頭花)を形成し、小さな花を無数に咲かせます。
頭花とは、キク科の植物に多く見られる花の形で、小さな花が多数集まって一つの花を形成します。
キク科の頭花の多くは、花弁のように見える舌状花と中心部分の筒状花で形成されていますが、ルリタマアザミの頭花には舌状花はありません。
ルリタマアザミの筒状花は先端が深く5裂して線状になって開き、中心にはしべが長く突出しています。
「瑠璃玉薊(ルリタマアザミ)」という和名は、葉がアザミに似ており、花が瑠璃色をしていることにちなんで名付けられました。
学名の「Echinops(エキノプス)」は、ギリシア語でハリネズミを意味する「エキノス」と、似ていることを意味する「オプス」が合わさった言葉で、花の姿に由来しています。
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撮影:2019年7月10日 京都府立植物園にて

名称:ルリタマアザミ(瑠璃玉薊)
科:キク科 ヒゴタイ属(エキノプス属)
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):地中海沿岸~アジア
品種名:
草丈/樹高:60~150cm
開花期:7~9月
花色:青色、白色
その他:別名 エキノプス ブルーボール


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