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トウカエデ(唐楓) [落葉樹]

中国を原産とするカエデの仲間で、別名「三角楓(サンカクカエデ)」のとおり浅く三つに裂けた葉を持ちます。「トウカエデ」は「唐(中国)の楓」という意味。江戸時代(享保9年)に中国から徳川幕府に寄贈されたのが始まりで、現在は北海道から九州まで幅広く分布します。
樹勢が強いため、街路樹としてよく植えられる。高さは10~20m、樹皮は灰褐色で、縦に剥がれます。
葉は対生、葉身は倒卵形で、上部が浅く3裂となります。表面は光沢があり、表裏ともに無毛。縁は、幼木では低い鋸歯がありますが、成木では全縁で、大きな波状になります。
花は、イタヤカエデに近い印象です。花序も散房花序で、両性花と雄花の雑居性も同じ。花の密度は、少し薄く、色も淡緑色のため、あまり目立ません。
翼果はU字形で、開きません。
カエデの仲間なので、紅葉がきれい。色は鮮やかな紅色となります。

トウカエデ-1(20190531).jpg トウカエデ-2(20190531).jpg トウカエデ-3(20190531).jpg トウカエデ-4(20190531).jpg
撮影:2019年5月31日 京都府立植物園にて

トウカエデ-5(20190531).jpg
撮影:2019年6月1日 京都府立植物園にて

名称:トウカエデ(唐楓)
科:カエデ科 カエデ属
園芸分類:
形態:落葉高木
原産地(分布):中国東南部
品種名:
草丈/樹高:10~20m
開花期:4~5月
花色:淡黄色
その他:別名 三角楓(サンカクカエデ)


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