ナニワズ(難波津) [落葉樹]
ナニワズは福井県・福島県以北の本州、北海道、南千島・樺太に生育する落葉小低木。
高さは50cmになり、全体に無毛で、太い枝がまばらに分枝します。葉は枝端に互生し、葉質は薄く、形は倒披針状長楕円形です。同属のオニシバリより一まわり大きい。オニシバリ同様、盛夏に落葉し、秋から新しい葉と翌春の花の蕾が生えます。
雌雄異株です。花期は3~5月ごろ、花は黄色で、枝先に束生状に多数つけ、小花柄は極めて短く、花に芳香があります。
花弁にみえるのは萼裂片です。
果実は液果で、はじめ緑色で、8~9月に赤橙色に熟します。
和名のナニワズ(難波津)の由来として、こんな説を唱える方もおられます。
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難波津の歌「難波津に咲くや此の花冬ごもり 今は春べと咲くや此の花」を挙げ、「咲くや此の花」は早春に咲くウメの花であることが定説となっているが、雪深い北国の人々が、雪残る早春に咲く本種に、春到来の感慨を表した「難波津」の歌を重ねあわして、いつしかナニワズ(難波津)となったのではないかと
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縦に長い日本ならではの面白い事例ですね。
撮影:2021年2月18日 京都府立植物園にて
撮影:2019年3月8日 京都府立植物園にて
名称:ナニワズ(難波津)
科:ジンチョウゲ科 ジンチョウゲ属
園芸分類:
形態:落葉小低木
原産地(分布):本州中部以北に分布
品種名:
草丈/樹高:50cm
開花期:3~5月
花色:黄色
その他:別名: ナツボウズ(夏坊主)
高さは50cmになり、全体に無毛で、太い枝がまばらに分枝します。葉は枝端に互生し、葉質は薄く、形は倒披針状長楕円形です。同属のオニシバリより一まわり大きい。オニシバリ同様、盛夏に落葉し、秋から新しい葉と翌春の花の蕾が生えます。
雌雄異株です。花期は3~5月ごろ、花は黄色で、枝先に束生状に多数つけ、小花柄は極めて短く、花に芳香があります。
花弁にみえるのは萼裂片です。
果実は液果で、はじめ緑色で、8~9月に赤橙色に熟します。
和名のナニワズ(難波津)の由来として、こんな説を唱える方もおられます。
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難波津の歌「難波津に咲くや此の花冬ごもり 今は春べと咲くや此の花」を挙げ、「咲くや此の花」は早春に咲くウメの花であることが定説となっているが、雪深い北国の人々が、雪残る早春に咲く本種に、春到来の感慨を表した「難波津」の歌を重ねあわして、いつしかナニワズ(難波津)となったのではないかと
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縦に長い日本ならではの面白い事例ですね。
撮影:2021年2月18日 京都府立植物園にて
撮影:2019年3月8日 京都府立植物園にて
名称:ナニワズ(難波津)
科:ジンチョウゲ科 ジンチョウゲ属
園芸分類:
形態:落葉小低木
原産地(分布):本州中部以北に分布
品種名:
草丈/樹高:50cm
開花期:3~5月
花色:黄色
その他:別名: ナツボウズ(夏坊主)
【 掲載植物リスト一覧表】
2019-03-10 05:10
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