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オトギリソウ(弟切草) [山野草]

茎先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、たくさんの黄色い5弁花をつける、一日花です。花径は15~20mmくらいです。
萼は5つに裂け、萼片は細長い楕円形をしています。花びらや萼片には黒い点や黒い線があります。
雄しべはたくさんあって、つけ根のほうでくっついて3つの束になり、雌しべは1つで、花柱は3つに裂けます。
茎は円柱状で、上の方で分枝していて、葉縁は全縁で、葉を透かして見ると、黒点のこまかい油点が散在しています。

和名の由来は、この草を原料とした秘薬の秘密を漏らした弟を兄が怒りのあまり斬り殺したという伝説からきているとのことです。
煎じたものを生薬の小連翹(しょうれんぎょう)といい、切り傷の止血薬や鎮痛薬として用いるそうです。

オドギリソウ-1(20180726).jpg オドギリソウ-2(20180726).jpg オドギリソウ-3(20180726).jpg オドギリソウ-4(20180726).jpg
撮影:2018年7月26日 京都府立植物園にて

名称:オトギリソウ(弟切草)
科:オトギリソウ科 オトギリソウ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):北海道から九州 朝鮮半島、中国、サハリン
品種名:
草丈/樹高:30~60cm
開花期:7~8月
花色:黄色
その他:


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