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スイセン(水仙) [球根]

スイセンはイベリア半島を中心に、イギリス、ヨーロッパ中部、北アフリカを含む地中海沿岸地域に25~30種が自生します。日本にも野生状態で生育しています。
代表的な種類に、ラッパズイセン、八重咲きスイセン、房咲きスイセン、口紅スイセンなどがあります。系統によって開花時期が異なり、早いものでは11月中・下旬から、ラッパズイセンなどは3月から4月に開花します。いずれも秋から初夏にかけて生育し、夏には枯れて休眠します。
葉の間からつぼみをつけた花茎が伸び、伸びきるとつぼみが横向きになり、成熟するとつぼみを覆っていた包を破って花が開きます。典型的なスイセンの花の場合、雌蕊(しずい)は1本、雄蕊(ゆうずい)は6本。6枚に分かれた花びらと、中心に筒状の花びらを持ちますが、6枚に分かれている花びらのうち、外側3枚は萼(がく)であり、内側3枚のみが花弁となります。二つをあわせて花被片(かひへん)と呼びます。一方、中心にある筒状の部分は副花冠(ふくかかん)と言います。

◇ニホンズイセン
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撮影:2016年12月29日撮影

◇ソレイュドール
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撮影:2017年12月15日撮影 京都府立植物園にて

名称:スイセン(水仙)
科:ヒガンバナ科 スイセン属(ナルキッスス属)
園芸分類:球根
形態:多年草
原産地(分布):イベリア半島を中心とした地中海沿岸地域
品種名:
草丈/樹高:10~50cm
開花期:11月中旬~4月
花色:白,オレンジ,黄,複色
その他:


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