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コムラサキ(小紫) [落葉樹]

葉の脇に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、薄紫色の小さな花をたくさん咲かせます。
根元に近い方から順次開花し先端に咲き向かいます。それを追うように実をつけていきます。 実は、緑色から紫色に変わります。
実は紫式部(ムラサキシキブ)よりも小振りですが、鞠のように固まってつくことから花屋さんでは紫式部より人気が高いと言われています。
小紫は紫式部を小さくしたものなのでこの名前になりました。

【ムラサキシキブとコムラサキの違い】
・枝 :ムラサキシキブの枝は丈夫で真っすぐに伸びる。コムラサキの枝は柔軟で、下垂することが多い。
・樹形:全体にムラサキシキブは大振りで、コムラサキは小ぶり。
    ただし、樹形や樹高には個体差があるため、一概には判断できない。
・葉 :コムラサキの葉はムラサキシキブに比べて細長い。
    また、ムラサキシキブは葉の縁に全体にわたってギザギザがあるが、
    コムラサキは上半分にしかない。
・実 :コムラサキの方が密生し、見栄えが良い。

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撮影:2017年9月30日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年7月1日 京都府立植物園にて

名称:コムラサキ(小紫)
科:クマツヅラ科 ムラサキシキブ属
園芸分類:
形態:落葉低木
原産地(分布):日本、中国や朝鮮半島
品種名:
草丈/樹高:1.5mほど
開花期:6~8月
花色:薄紫色
その他:



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