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ホリカワゴボウ(堀川ごぼう) [野菜]

堀川ごぼうは、京都の伝統野菜のひとつで、400年ほど前から作られてきたとされる。滝野川系ごぼうを斜めに植えつける。その際、首部(葉のつく方)が少し高くなるようの「北枕」で寝かせて植える。この栽培方法で作られ、長さ50cm前後、直径は6~9cmにもなり中に空洞ができる。収穫できるまで2年以上かかり、希少価値が非常に高い食材で、品質も優れているので主に料亭などで使われる。空洞を利用し、詰め物をした料理などに使われる。
堀川ごぼうは、16世紀末、豊臣家滅亡後、聚楽第のお堀がゴミ捨て場となり、有機物に富んだ通気性のよい土壌が形成された。同地で偶然ゴボウが巨大に成長したのがきっかけとなり、堀川ごぼうの栽培が始まったと言われる。

アザミに似た花を咲かせ、開花後は綿毛状になって総苞内部が種子で膨れてくる。

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撮影:2022年6月8日 京都府立植物園にて

名称:ホリカワゴボウ(堀川ごぼう)
科:キク科 ゴボウ属
園芸分類:野菜
形態:多年草
原産地(分布):原産地はヨーロッパ、シベリアから中国北部
品種名:
草丈/樹高:
開花期:
花色:赤色
その他:


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ツルムラサキ(蔓紫) [野菜]

ツルムラサキはツルムラサキ科で、東南アジア原産の葉物野菜野菜。生長がは早いつる性植物で、こまめに収穫することで支柱なしでコンパクトに栽培できます。
ツルムラサキには「赤茎種」と「緑茎種」といった2つのタイプがあります。名前の通り茎が赤色(紫色)か緑色かの違いで、日本では緑茎種が主流です。
緑茎種(紫色のもの)は、花が淡紅色、果実は紫色で1個の種子を含みます。花が美しく観賞用に栽培されたり、紫色の染料として使用されていたようです。

緑茎種は、食用として使われます。独特の風味があり、熱を加えると粘り気が出てきます。しっかりとした食感があり、若くてやわらかいものがおいしいです。
味はホウレンソウ、独特のねばりはモロヘイヤに似ます。

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スーパーなどではこんな感じで売られていのかな
撮影:2021年8月11日 京都府立植物園にて

名称:ツルムラサキ(蔓紫)
科:ツルムラサキ科 ツルムラサキ属
園芸分類:野菜
形態:つる性一年生草本
原産地(分布):東南アジア原産
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:
花色:淡紅色
その他:


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バジル [野菜]

バジルは、熱帯アジア、インド原産でシソ科の一年草です。
バジルという名は、ギリシャ語の「王様」という言葉(バシレウス)に由来するといわれます。
イタリア料理ではお馴染みのハーブの一種。ツヤのある葉をつけ、甘くさわやかな芳香があります。トマトのコンパニオンプランツ(*)としても利用され、害虫被害を抑える他、果実の風味をよくする効果あります。

日本名は「めぼうき」。バジルのタネは水を含むと膨張するので、日本では昔、この作用を利用して、目のごみを取ったことからついたとされます。

バジルは、葉を利用するため、花を咲かせると葉が硬くなることから花が咲く前に摘み取られてしまいます。このため花を見る機会は少ないかも知れません。

*違う種類の野菜と一緒に栽培することで良い影響を及ぼす植物

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撮影:2021年8月11日 京都府立植物園にて

名称:バジル
科:シソ科 メボウキ属
園芸分類:野菜,ハーブ
形態:一年草
原産地(分布):熱帯アジア、インド原産
品種名:
草丈/樹高:
開花期:
花色:白色
その他:


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スズメナスビ(雀茄) [野菜]

スズメナスビはナス科の常緑樹。樹高は2~3m程度ですが、最大で5mにも及ぶものあるようです。茎には鋭い棘あります。葉は、卵形で枝に互生。葉には短毛が多くみられます。花は枝先の葉腋から集散花序を出し、白色の筒状花で花冠は5裂となります。
花後には径1cm程度で緑色、球形の果実が出来き、その後は黄熟です。

植物名としてよく使われるスズメは、可愛らしいものや、小さなものに使われることが多い。しかし、スズメナスビは、全体としては大きな常緑低木で、トゲは枝の随所にあるし、花はワルナスビみたいだし、どこにもスズメと呼ぶような可愛らしさを感じません。どうやら、和名は、スズメの卵ほどの大きさのナスをつけることからのようです。実の大きさだけを見たということですね!。

葉や果を煮食、根、葉を薬用にします。

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撮影:2020年9月22日 京都府立植物園にて

名称:スズメナスビ(雀茄)
科:ナス科 ナス属
園芸分類:
形態:常緑高木
原産地(分布):熱帯アメリカ
品種名:
草丈/樹高:2~3m
開花期:
花色:白色
その他:別名 セイバンナスビ(西蕃茄)


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クロゴマ(黒胡麻) [野菜]

ごまはゴマ科ゴマ属の一年草。成長が早く、種まきからわずか約100日で収穫できます。熱帯サバンナ育ちという強みから、とにかく丈夫です。荒れ地でも栽培でき、「日照りにごまの不作なし」という言葉がある通り、少々の干ばつでも平気という頼もしい生命力を備えています。
春に種をまいたごまは、短期間に成長して60~100cmにもなり、夏になると葉のつけ根に釣鐘型の花を咲かせます。花の色は種の色とつながりがあり、白ゴマには白い花が、黒ゴマには淡いピンクの花が咲くことが多いようです。
実は縦にやや長い形で、秋になって熟してくると自然に縦に裂けます。はじけた実から出てきた種、これが私たちが食べているごまです。一見、乾燥しきっているように見えるごま粒ですが、皮をむいた種子の中には油脂成分がいっぱい。これがごま油のもととなります。

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撮影:2020年9月11日 京都府立植物園にて

名称:クロゴマ(黒胡麻)
科:ゴマ科 ゴマ属
園芸分類:野菜
形態:
原産地(分布):アフリカ?
品種名:
草丈/樹高:60~100cm
開花期:
花色:淡いピンク
その他:


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チョロギ [野菜]

中国原産地のシソ科の植物で、塊茎と呼ばれる地下茎が肥大化して養分を蓄えた部分を食する野菜です。ちなみに、塊茎の部分を食する野菜の代表格としてジャガイモが有名です。
高さ60cmほどに育ち、6~8月頃に薄い青紫の花を咲かせます。10~11月頃に根にできる塊茎を収穫し食用とします。
ちょろぎの塊茎の大きさは1~3cm程の白くて巻貝のような形をしています。
巻貝に似ているほかに、一見すると芋虫にも似ています。中国では石蚕(いさごむし)と呼ばれるトビケラの幼虫に似ていることから「草石蚕(くさいさご)」とも呼ばれます。
お正月の御節料理に長寿の縁起物として、梅酢漬けなどで赤く染まったカリカリとした食感のちょろぎを黒豆に添えて食べられています。
ちょろぎは、沢山の漢字を持っています。言葉の音から「丁呂木」「丁梠木」、縁起をかついで「長老木」「長老喜」「長老貴」「千代呂木」などの漢字があります。

チョロギは観賞用のハーブとしても栽培されるようです。
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○食用とされる塊茎部分
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撮影:2020年9月16日 京都府立植物園にて

名称:チョロギ
科:シソ科 カッコウ属
園芸分類:野菜
形態:多年草
原産地(分布):中国原産地
品種名:
草丈/樹高:30~60cm
開花期:6~8月
花色:薄紫色
その他:


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ズッキーニ [野菜]

ズッキーニは、アメリカ南部やメキシコ原産のペポカボチャの仲間です。つるが伸びず、葉腋に連続して雄花、雌花がつく別名つるなしカボチャ。ズッキーニの名は、イタリア語に由来し、「小さなカボチャ」を意味します。
開花後4~10日の未熟果を食べます。野菜として食用にするズッキーニは円筒状の果実を若どりするタイプが主なものです。生食には不向きで、熱を加えて調理するのが基本です。
果実が円筒形(長棍棒状)の食用ペポカボチャで、主に栽培されている品種は緑色系統がほとんどで、黄色系統が一部あります。
ペポカボチャは食用以外にもユニークな形を生かして観賞用、装飾用、また飼料用として多方面で用いられています。日本で古くから栽培されている金糸瓜(そうめんかぼちゃ)もこの仲間です。


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撮影:2020年7月2日 京都府立植物園にて

名称:ズッキーニ
科:ウリ科 カボチャ属
園芸分類: 野菜
形態:
原産地(分布):南アメリカ
品種名:
草丈/樹高:50~60cm
開花期: 5~8月
花色:黄色
その他:別名 つるなしカボチャ


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アーティチョーク [野菜]

アーティチョークとは、高さはおよそ2mに対して、葉が50~80cm近くもあるキク科の多年生植物です。
ツボミを食用にし、葉や根は薬草として利用されます。便秘解消や高血圧、糖尿病、骨粗しょう症に効果があるとされ、食物繊維やミネラルを豊富に含んでいるとされています。
原種はヨーロッパに自生していた野生のアザミで、古代ギリシア・ローマ時代以降に今の形に品種改良され、15世紀のイタリアで本格的に栽培が開始されたのをきっかけにヨーロッパに広まっていきました。日本へは江戸時代にオランダからもたらされましたが、栽培環境が合わないことから野菜としては普及せず、今では主に観賞用の植物として知られています。
和名の「チョウセンアザミ」は外国から渡来したアザミに似た植物という意味合いで、朝鮮原産というわけではありません。
若い蕾を食用にしますが、非常に大型な植物の割に可食部はごく僅かです。

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撮影:2023年6月16日 京都府立植物園にて

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撮影:2023年6月9日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年6月8日 京都府立植物園にて

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撮影:2023年7月12日 京都府立植物園にて

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撮影:2023年10月25日 京都府立植物園にて

名称:アーティチョーク
科:キク科 チョウセンアザミ属
園芸分類:野菜
形態:多年草
原産地(分布):地中海沿岸
品種名:
草丈/樹高:150~200㎝
開花期:6~7月
花色:紫色
その他:和名はチョウセンアザミ(朝鮮薊)


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ニンニク(葫) [野菜]

茎先に散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、紫色を帯びた花被片が6枚の白い花をたくさんつけます。
葉は幅の広い線形。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)。
鱗茎を乾燥させたものを生薬で大蒜(だいさん)といい、健胃、発汗、利尿などの作用があります。食用として畑で栽培もされます。

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撮影:2020年5月23日 京都伏見区にて

名称:ニンニク(葫)
科:ユリ科 ネギ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):栽培は古代エジプト
品種名:
草丈/樹高:60cm
開花期:5~7月
花色:白色
その他:


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カプシクム・シネンセ(キャロライナ・リーパー) [野菜]

2013年に世界一辛い唐辛子としてギネスに記録されている唐辛子です。
 「キャロライナ・リーパー」は激辛とうがらしで知られる「ハバネロ」をはじめ「ブート・ジョロキア」、スコッチボンネット、「トリニダード・スコーピオン」「アヒ・リモ」などと同じシネンセ種に分類されるトウガラシの一種です。
「キャロライナ・リーパー」の果実は色は赤で表面が細かく縮れた感じになっています。また、先端部分が潰したように横向きにひしゃげているものが多く、この曲がった先端を、大きな鎌を持つ死神、リーパーに見立ててつけられ名前が付けられています。
花は薄緑。果実は、卵形に近いものが多い。
トウガラシ属は多くの種類がありますが、多くは熱帯アメリカが原産地。熱帯では多年草ですが、日本などの温帯では1年草に分類されます。

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撮影:2019年12月11日 京都府立植物園にて

名称:カプシクム・シネンセ(キャロライナ・リーパー)
科:ナス科 トウガラシ属
園芸分類:
形態:多年草、または亜低木 日本では1年草
原産地(分布):熱帯~亜熱帯アメリカ
品種名:キャロライナ・リーパー
草丈/樹高:20~100cm
開花期:6~12月
花色:黄緑
その他:


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