ホテイアオイ(布袋葵) [水生生物]
ホテイアオイは、もともとは南アメリカが原産ですが、その高い繁殖力から今では世界各地で見ることができます。現在では生態系を壊す、水の流れを滞らせる、漁業への悪影響を与えるなどの観点から、「青い悪魔」と呼ばれて敬遠されてきました。ただ、近年の研究から、春~夏の成長期に水中の窒素成分を養分として吸収することによる、水質浄化の効果がわかってきました。ただ、水面を覆い尽くすと害草になってしまうので、手をかけながらうまく利用することが大切です。
水の底に根を張って太く丈夫な茎を伸ばし、水面にはツヤのある葉っぱが現れます。この葉っぱの付け根が膨らんで浮袋の役目を果たすことが特徴です。この浮袋の姿が七福神の布袋様のお腹に似ていることが名前の由来です。
ホテイアオイは開花時期の7月から10月頃になると、うすい青紫色の、花径約3㎝ほどの可憐な花を咲かせます。花弁は6枚で、上を向いた花弁に黄色い斑が入るのが特徴です。葉の間から高く伸ばした花茎の先に花を付けます。
朝開いて夕方にはしぼんでしまう1日花ですが、群生すると次々に咲きます。
撮影:2021年10月4日 京都府立植物園にて
撮影:2020年10月2日 京都府立植物園にて
名称:ホテイアオイ(布袋葵)
科:ミズアオイ科 ホテイアオイ属
園芸分類:水生植物
形態:
原産地(分布):南アメリカ
品種名:
草丈/樹高:
開花期:8~10月
花色:白、紫、青など
その他:
水の底に根を張って太く丈夫な茎を伸ばし、水面にはツヤのある葉っぱが現れます。この葉っぱの付け根が膨らんで浮袋の役目を果たすことが特徴です。この浮袋の姿が七福神の布袋様のお腹に似ていることが名前の由来です。
ホテイアオイは開花時期の7月から10月頃になると、うすい青紫色の、花径約3㎝ほどの可憐な花を咲かせます。花弁は6枚で、上を向いた花弁に黄色い斑が入るのが特徴です。葉の間から高く伸ばした花茎の先に花を付けます。
朝開いて夕方にはしぼんでしまう1日花ですが、群生すると次々に咲きます。
撮影:2021年10月4日 京都府立植物園にて
撮影:2020年10月2日 京都府立植物園にて
名称:ホテイアオイ(布袋葵)
科:ミズアオイ科 ホテイアオイ属
園芸分類:水生植物
形態:
原産地(分布):南アメリカ
品種名:
草丈/樹高:
開花期:8~10月
花色:白、紫、青など
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】
イボクサ(疣草) [水生生物]
北海道~沖縄の湖沼やため池、河川、水路、水田などに生育する湿性~抽水植物。
茎は赤味を帯びることが多く、片側に毛条があり、よく分枝し、下部は地を這い、上部が斜上。
葉は狭披針形で、ツユクサより狭く、葉の数も少ない。葉の基部は鞘状になります。花は直径約13㎜、茎頂に1個ずつつく。内花被片(花弁)は3個、白色で先が淡紅色。外花被片(萼片)も3個、緑色、周囲が上へ曲がり、内側が窪み、外面の先に毛があり、雄しべは6個、うち、紫色の3個は仮雄ずいです。葯は青色。花は1日でしぼみ、花後に外花被が大きくなって蒴果を包みます。蒴果は楕円形、3室に分かれ、熟すと裂開します。種子は長さ2~3㎜、各室1~2個。
和名の由来は葉の汁をつけるとイボがとれることからのようです。
撮影:2020年9月28日 京都府立植物園にて
撮影:2021年10月7日 京都府立植物園にて
名称:イボクサ(疣草)
科:ツユクサ科 イボクサ属
園芸分類:湿性~抽水植物
形態:1年草
原産地(分布):本州、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、ネパール、ラオス、カンボジア
品種名:
草丈/樹高:20~30㎝
開花期:8~10月
花色:ピンク色
その他:
茎は赤味を帯びることが多く、片側に毛条があり、よく分枝し、下部は地を這い、上部が斜上。
葉は狭披針形で、ツユクサより狭く、葉の数も少ない。葉の基部は鞘状になります。花は直径約13㎜、茎頂に1個ずつつく。内花被片(花弁)は3個、白色で先が淡紅色。外花被片(萼片)も3個、緑色、周囲が上へ曲がり、内側が窪み、外面の先に毛があり、雄しべは6個、うち、紫色の3個は仮雄ずいです。葯は青色。花は1日でしぼみ、花後に外花被が大きくなって蒴果を包みます。蒴果は楕円形、3室に分かれ、熟すと裂開します。種子は長さ2~3㎜、各室1~2個。
和名の由来は葉の汁をつけるとイボがとれることからのようです。
撮影:2020年9月28日 京都府立植物園にて
撮影:2021年10月7日 京都府立植物園にて
名称:イボクサ(疣草)
科:ツユクサ科 イボクサ属
園芸分類:湿性~抽水植物
形態:1年草
原産地(分布):本州、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、ネパール、ラオス、カンボジア
品種名:
草丈/樹高:20~30㎝
開花期:8~10月
花色:ピンク色
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】
オグラコウホネ(巨椋河骨) [水生生物]
浮ふ葉ようの間から可憐な花が咲くスイレン科に属する日本固有の水生植物で、和名は京都南部の巨椋(おぐら)池に由来し、植物学者の三木茂博士が巨椋池で採集し命名したことでこの名前がつけられました。
国内では愛知県、近畿地方、四国、九州に限られ、主に初夏に黄色い花を咲かせます。
分布がため池や河川、水路など限られた場所にしかなく、河川改修や水質の悪化、観賞用の採集により減少しています。環境省のレッドデータブックにも掲載されている絶滅危惧種です。
やや堅く太い白色の根茎が地中を横走し、分枝した根茎の頂部から水中葉と浮葉を根生します。
根茎はふつうコウホネより細く、ヒメコウホネよりも太いですが、生長段階や栄養条件によって太さにはかなり幅があります。
葉柄は細長く、径3~5mm、長さは水深によっては1mを超えることがあります。断面は3角形状で、中心部は中空と鳴ります。
コウホネの仲間は3種類の葉があり、水中葉は葉身が薄い膜質で波打ちます。浮葉は水面に浮かぶ肉厚の葉で水上葉は長い葉よう柄へいに支えられて水面から抜き出ます。オグラコウホネの場合、水上葉はほとんど見られません。萼がく片は黄色で通常は5枚、時には8枚ほどになることがあります。花弁は萼片と比べると小型で多数、雄しべも多数で花糸は幅が広く葯やくは内向します。雌しべは多数の心しん皮ぴからなり、上部に柱頭板を作ります。花の寿命は1週間程度になります。
この花の特徴は葉柄が中空(穴があいている)であることで、葉柄の切断面を見なければ分かりませんが。
撮影:2020年9月16日 京都府立植物園にて
名称:オグラコウホネ(巨椋河骨)
科:スイレン科 コウホネ属
園芸分類:水生植物
形態:多年草
原産地(分布):本州(中部地方以西)~九州
品種名:
草丈/樹高:
開花期:7~10月
花色:黄色
その他:生育環境:貧栄養~中栄養な溜池、河川、水路など。
国内では愛知県、近畿地方、四国、九州に限られ、主に初夏に黄色い花を咲かせます。
分布がため池や河川、水路など限られた場所にしかなく、河川改修や水質の悪化、観賞用の採集により減少しています。環境省のレッドデータブックにも掲載されている絶滅危惧種です。
やや堅く太い白色の根茎が地中を横走し、分枝した根茎の頂部から水中葉と浮葉を根生します。
根茎はふつうコウホネより細く、ヒメコウホネよりも太いですが、生長段階や栄養条件によって太さにはかなり幅があります。
葉柄は細長く、径3~5mm、長さは水深によっては1mを超えることがあります。断面は3角形状で、中心部は中空と鳴ります。
コウホネの仲間は3種類の葉があり、水中葉は葉身が薄い膜質で波打ちます。浮葉は水面に浮かぶ肉厚の葉で水上葉は長い葉よう柄へいに支えられて水面から抜き出ます。オグラコウホネの場合、水上葉はほとんど見られません。萼がく片は黄色で通常は5枚、時には8枚ほどになることがあります。花弁は萼片と比べると小型で多数、雄しべも多数で花糸は幅が広く葯やくは内向します。雌しべは多数の心しん皮ぴからなり、上部に柱頭板を作ります。花の寿命は1週間程度になります。
この花の特徴は葉柄が中空(穴があいている)であることで、葉柄の切断面を見なければ分かりませんが。
撮影:2020年9月16日 京都府立植物園にて
名称:オグラコウホネ(巨椋河骨)
科:スイレン科 コウホネ属
園芸分類:水生植物
形態:多年草
原産地(分布):本州(中部地方以西)~九州
品種名:
草丈/樹高:
開花期:7~10月
花色:黄色
その他:生育環境:貧栄養~中栄養な溜池、河川、水路など。
【 掲載植物リスト一覧表】
ハス(蓮) [水生生物]
ハスは、インド、中国、オーストラリア、日本などの温帯~熱帯域の湿地に広く分布する水生植物です。約1億4000万年前から地球上に存在していたとされています。
水の底に塊茎(カイケイ)という大きな根っこをつくり、そこから茎や葉っぱを伸ばして生長します。草丈は50~100cmほどで、茎の先に花を咲かせます。
根は「蓮根」、花を支える花托は「ハチス」と呼ばれ、葉っぱや芽など植物全体が食用や薬用、様々な方面で利用されてきました。
水面から花茎を出してから約20日後に開花し、時期は6月~8月ごろとなります。
朝早く開き、昼頃に徐々に閉じ、花の開閉を3~4日繰り返したあと、花びらが散ります。
蓮は「蜂巣(はちす)」の略となります。
実の入った花床(花中央の黄色部分)はたくさんの穴があいていて蜂の巣に似ていることからであり、漢字の「蓮」は漢名からで、種子が連なってつくことからと言われます。
撮影:2018年6月27日 京都府立植物園にて
撮影:2018年7月3日 京都府立植物園にて
撮影:2018年7月24日 京都府立植物園にて
撮影:2022年9月14日 京都府立植物園にて
名称:ハス(蓮)
科:ハス科 ハス属
園芸分類:水生植物
形態:被子植物
原産地(分布):インド原産
品種名:
草丈/樹高:50~100cm
開花期:6~8月
花色:白色、ピンク色
その他:
水の底に塊茎(カイケイ)という大きな根っこをつくり、そこから茎や葉っぱを伸ばして生長します。草丈は50~100cmほどで、茎の先に花を咲かせます。
根は「蓮根」、花を支える花托は「ハチス」と呼ばれ、葉っぱや芽など植物全体が食用や薬用、様々な方面で利用されてきました。
水面から花茎を出してから約20日後に開花し、時期は6月~8月ごろとなります。
朝早く開き、昼頃に徐々に閉じ、花の開閉を3~4日繰り返したあと、花びらが散ります。
蓮は「蜂巣(はちす)」の略となります。
実の入った花床(花中央の黄色部分)はたくさんの穴があいていて蜂の巣に似ていることからであり、漢字の「蓮」は漢名からで、種子が連なってつくことからと言われます。
撮影:2018年6月27日 京都府立植物園にて
撮影:2018年7月3日 京都府立植物園にて
撮影:2018年7月24日 京都府立植物園にて
撮影:2022年9月14日 京都府立植物園にて
名称:ハス(蓮)
科:ハス科 ハス属
園芸分類:水生植物
形態:被子植物
原産地(分布):インド原産
品種名:
草丈/樹高:50~100cm
開花期:6~8月
花色:白色、ピンク色
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】
デンジソウ(田字草) [水生生物]
クローバーに似た形の水草で、特異な形態のシダ植物となります。
夏緑性の多年草で、その形態が特殊なことで知られます。また、シダ類では数少ない水草でもあります。
その外形はおおよそシダ類とは思えないもので、葉の形は四つ葉のクローバーに似ています。茎は長く横に這い、浅い水域を埋め尽くすような大きな群落を作ることが多くあります。水中や湿地の泥の表面に広がり、水中にも伸び出し、間隔を置いて葉を伸ばす。
昔は水郷地帯や水田、水田周囲の水路などによく見られ、水田雑草の1つにあげられるほどでしたが、基盤整備や除草剤の発達などによって激減し、現在では絶滅が危惧される「危急種」に指定されるほどに減少しているようです。
名前の由来は「田字草」で、四枚の葉が放射状に広がる形を漢字の田の字に見立てたものです。
撮影:2018年9月19日 京都府立植物園にて
名称:デンジソウ(田字草)
科:デンジソウ科 デンジソウ属
園芸分類:シダ植物
形態:
原産地(分布):本州~九州の日本
品種名:
草丈/樹高:
開花期:
花色:
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】
カンガレイ(寒枯藺) [水生生物]
湿地や池沼の周辺に生育し、特に根元が水に浸ったようなところに生えることが多いく、地中には地下茎がありますが、あまり伸びないので密な群落を形成します。
花序は多数の小穂が4個から多い場合は20個ほど、頭状に集まったもので、小穂には柄はありません。小穂は長さ1~2cmの長楕円形で先端は多少尖り、淡緑色から褐色を帯びます。多数の鱗片が螺旋状にならび、その内側に小花を収めます。
和名は、冬に枯れた枝が残っているところからついているとのことです。
撮影:2018年7月31日 京都府立植物園にて
撮影:2020年6月29日 京都府立植物園にて
名称:カンガレイ(寒枯藺)
科:カヤツリグサ科 ホタルイ属
園芸分類:
形態:多年生
原産地(分布):日本全国、朝鮮・中国・インドネシア
品種名:
草丈/樹高:70~100cm
開花期:6~10月
花色:淡緑色から褐色
その他:
花序は多数の小穂が4個から多い場合は20個ほど、頭状に集まったもので、小穂には柄はありません。小穂は長さ1~2cmの長楕円形で先端は多少尖り、淡緑色から褐色を帯びます。多数の鱗片が螺旋状にならび、その内側に小花を収めます。
和名は、冬に枯れた枝が残っているところからついているとのことです。
撮影:2018年7月31日 京都府立植物園にて
撮影:2020年6月29日 京都府立植物園にて
名称:カンガレイ(寒枯藺)
科:カヤツリグサ科 ホタルイ属
園芸分類:
形態:多年生
原産地(分布):日本全国、朝鮮・中国・インドネシア
品種名:
草丈/樹高:70~100cm
開花期:6~10月
花色:淡緑色から褐色
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】
エンコウソウ(猿猴草) [水生生物]
山地の浅い水中や湿地に生育する多年草。
根茎は短く、基部から太くて長い白色の根を泥中に多数伸ばします。
リュウキンカと同じような形態ですが、茎が直立せず横に這って長さ約50cmになります。
花は、茎先が斜上し、花径3センチくらいの黄色い花をつけます。
花は普通は2輪ずつつき、普通は5枚ある花弁のように見えるものは萼片でです。
雄しべはたくさんあり、雌しべは5本です。
花のあと花茎から発根し、芽をつけ、越冬後に発芽します。
葉は、根際から生える葉は腎円形で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)があり、葉には艶があり、葉のつけ根の部分は重ならず開いています。
「猿候」というのは手長猿ないし河童の別名でで、和名の由来は、地面を這う茎を手長猿の手に見立てたものだということです。
撮影:2018年4月9日 京都府立植物園にて
名称:エンコウソウ(猿猴草)
科:キンポウゲ科 リュウキンカ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):北海道、本州 ・ 千島、樺太
品種名:
草丈/樹高:50cm
開花期:5~6月
花色:黄色
その他:
根茎は短く、基部から太くて長い白色の根を泥中に多数伸ばします。
リュウキンカと同じような形態ですが、茎が直立せず横に這って長さ約50cmになります。
花は、茎先が斜上し、花径3センチくらいの黄色い花をつけます。
花は普通は2輪ずつつき、普通は5枚ある花弁のように見えるものは萼片でです。
雄しべはたくさんあり、雌しべは5本です。
花のあと花茎から発根し、芽をつけ、越冬後に発芽します。
葉は、根際から生える葉は腎円形で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)があり、葉には艶があり、葉のつけ根の部分は重ならず開いています。
「猿候」というのは手長猿ないし河童の別名でで、和名の由来は、地面を這う茎を手長猿の手に見立てたものだということです。
撮影:2018年4月9日 京都府立植物園にて
名称:エンコウソウ(猿猴草)
科:キンポウゲ科 リュウキンカ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):北海道、本州 ・ 千島、樺太
品種名:
草丈/樹高:50cm
開花期:5~6月
花色:黄色
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】
ミズバショウ(水芭蕉) [水生生物]
湿地に自生し発芽直後の葉間中央から純白の仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞を開きます。これが花に見えますが仏炎苞は葉の変形したものです。仏炎苞の中央にある円柱状の部分が小さな花が多数集まった花序(かじょ)です。開花時期は低地では4~5月、高地では融雪後の5~7月にかけて。葉は花の後に出ます。根出状に出て立ち上がり、長さ80 cm、幅30 cmに達します。
和名の「バショウ」は、芭蕉布の材料に利用されているイトバショウの葉に似ていることに由来するとのこと。
撮影:2022年4月7日 京都府立植物園にて
撮影:2017年4月29日 姫川源流にて
撮影:2018年4月5日 京都府立植物園にて
撮影:2018年4月29日 京都府立植物園にて
名称:ミズバショウ(水芭蕉)
科:サトイモ科 ミズバショウ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):
品種名:
草丈/樹高:30~80cm
開花期:4~7月
花色:黄色
その他:
和名の「バショウ」は、芭蕉布の材料に利用されているイトバショウの葉に似ていることに由来するとのこと。
撮影:2022年4月7日 京都府立植物園にて
撮影:2017年4月29日 姫川源流にて
撮影:2018年4月5日 京都府立植物園にて
撮影:2018年4月29日 京都府立植物園にて
名称:ミズバショウ(水芭蕉)
科:サトイモ科 ミズバショウ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):
品種名:
草丈/樹高:30~80cm
開花期:4~7月
花色:黄色
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】
ミズアオイ [水生生物]
ミズアオイはかつては水田や沼などの水のあるところには普通に見られた1年草の野草ですが、最近では水路の改修や除草剤の繁用のためにめっきり減少してしまい、一時は、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧Ⅱ類に指定されました。しかしその後の保全活動の努力によって、現在は準絶滅危惧種とされています。
7月から10月頃に青紫色の美しい花を総状花序としてつけますが、1日花で次々と咲いてゆきます。花は1本の雌しべと6本の雄しべからなりますが、雄しべのうち5本が黄色く1本が青黒いのが特徴です。また、花茎は葉よりも高くなります。
葉の形がアオイに似ていて水辺に生えることから和名が付けられています。
日本には古来から自生しており、古名を水葱(なぎ)と呼ばれ、「万葉集」巻十六に「醤酢(ひしほす)に蒜(ひる)搗き合へて鯛願ふ吾にな見えそ水葱(なぎ)の羹(あつもの)」と詠われており、食用とされたことが伺えます。
また、中国では子どもの咳や高熱の治療に全草を用いるとされています。
撮影:2021年10月4日 京都府立植物園にて
撮影:2020年9月15日 京都府立植物園にて
撮影:2017年9月14日 京都府立植物園にて
撮影:2017年9月22日 京都府立植物園にて
名称:ミズアオイ
科:ミズアオイ科
園芸分類:
形態:1年草の野草
原産地(分布):北海道から九州、朝鮮半島、中国、ロシア沿海州を含む東アジア全域
品種名:
草丈/樹高:40cm
開花期:7~10月
花色:青紫色
その他:
7月から10月頃に青紫色の美しい花を総状花序としてつけますが、1日花で次々と咲いてゆきます。花は1本の雌しべと6本の雄しべからなりますが、雄しべのうち5本が黄色く1本が青黒いのが特徴です。また、花茎は葉よりも高くなります。
葉の形がアオイに似ていて水辺に生えることから和名が付けられています。
日本には古来から自生しており、古名を水葱(なぎ)と呼ばれ、「万葉集」巻十六に「醤酢(ひしほす)に蒜(ひる)搗き合へて鯛願ふ吾にな見えそ水葱(なぎ)の羹(あつもの)」と詠われており、食用とされたことが伺えます。
また、中国では子どもの咳や高熱の治療に全草を用いるとされています。
撮影:2021年10月4日 京都府立植物園にて
撮影:2020年9月15日 京都府立植物園にて
撮影:2017年9月14日 京都府立植物園にて
撮影:2017年9月22日 京都府立植物園にて
名称:ミズアオイ
科:ミズアオイ科
園芸分類:
形態:1年草の野草
原産地(分布):北海道から九州、朝鮮半島、中国、ロシア沿海州を含む東アジア全域
品種名:
草丈/樹高:40cm
開花期:7~10月
花色:青紫色
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】
ミズイモ ニグラ [水生生物]
珍しい葉が黒っぽい里芋です
撮影:2017年8月18日 京都府立植物園にて
名称:ミズイモ ニグラ
科:サトイモ科
園芸分類:
形態:
原産地(分布):
品種名:
草丈/樹高:
開花期:
花色:
その他:
撮影:2017年8月18日 京都府立植物園にて
名称:ミズイモ ニグラ
科:サトイモ科
園芸分類:
形態:
原産地(分布):
品種名:
草丈/樹高:
開花期:
花色:
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】