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シロマツ(白松) [常緑樹]

中国北西部を原産とするマツの一種。マツの仲間としては長命であり、古木は独特な風格を持つことから、中国を中心に長寿の象徴あるいは神聖な木とされ宗教施設や墓苑に植栽されることが多い。
日本で一般的なクロマツやアカマツの葉は二本一組ですが、シロマツの葉は3本一組が基本で、稀に二本一組のものも混じります。葉の長さは5~10cm程度。
雌雄異花で4~5月に開花し、マツボックリは翌年の秋に熟します。花やマツボックリの様子はクロマツなどさほど変わりませんが、大きさはやや小さい。種子は食用とされることもあります。また、「白松塔」の名で漢方薬としても使われています。
名前の由来は樹皮にあります。幼木の樹皮は褐色~深緑色であまり面白味がありませんが、樹齢20年ほど経つと樹皮が剥離し、プラタナスやカゴノキのような斑模様になり、さらに老木では光沢のある淡い灰色になります。幹は触れるとサルスベリやナツツバキのように冷んやりとしており、一般的な松のイメージとは程遠い。

別名は、「白松(ハクショウ)」、葉は3本一組にちなみ「三鈷の松(サンコノマツ)」などと呼ばれます。

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撮影:2020年4月24日 京都市伏見区にて

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撮影:2020年6月22日 府立植物園にて

名称:シロマツ(白松)
科:マツ科 マツ属
園芸分類:
形態:常緑針葉高木
原産地(分布):中国の北西部原産
品種名:
草丈/樹高:4~30m
開花期:4~5月
花色:淡黄緑色
その他:別名 ハクショウ(白松)/サンコノマツ(三鈷の松)白骨松/白皮松/虎皮松


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コバノナンヨウスギ(小葉南洋杉) [常緑樹]

樹高は自生地では60m、幹径3mにも達し、大枝は層状に5~7本輪生し、水平に伸びて、上部の大枝はやや斜め上に伸びます。側枝は互生してやや下に垂れ下がれます。
葉は軟質で、幼木時は針状で反巻きして光沢のある緑色、老木になると鱗状に密生して内曲して重なり、濃緑色になます。
雌雄異株。雄花序は長さ2.5~8cmの円筒形。雌花序はほぼ球状で、径は7.5~13cm。
花期は5~8月で、球果は長さ10~12cmで成熟に18ヶ月を要します。

名は、暖地性の針葉樹で葉がスギに似て、ナンヨウスギより成木の葉が密着して細くなることによります。
幼木はクリスマスツリーや観葉鉢物でも利用されます。
近縁種は、ナンヨウスギ

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撮影:2020年3月12日 京都府立植物園にて

名称:コバノナンヨウスギ(小葉南洋杉)
科:ナンヨウスギ科 ナンヨウスギ属
園芸分類:
形態:常緑高木
原産地(分布):オーストラリア州のノーフォーク島原産
品種名:
草丈/樹高:自生地では60m
開花期:5~8月
花色:
その他:別名 シマナンヨウスギ、ノーフォークマツ


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ミヤマシキミ(深山樒) [常緑樹]

3~5月に、枝先に円錐花序を出し、4枚花弁の小さな白い花を開き、あまり目立たないが美しい。雌雄異株。
雌花には退化した4つの雄しべと雌しべがあり、柱頭は4~5裂します。
雄花には4つの雄しべが突き出て、雄花序の方が花が密に咲きます。
葉は、枝の先に集まり互生となります。倒披針状長楕円形で革質、縁は全縁で、まれに先に鈍鋸歯があります。表面には光沢があり、腺点が散在します。
10月頃に成熟する赤い実はマンリョウなどと同様に、庭園に彩を添え、マンリョウよりも実が大きいことから「オクリョウ(億両)」と呼ばれることもあります。
果実は核果。有毒と言われます。

〇雄株
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撮影:2023年3月27日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年4月4日 京都府立植物園にて

〇雌株
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撮影:2023年3月22日 京都府立植物園にて

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撮影:2023年4月1日 京都府立植物園にて

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撮影:2023年4月10日 京都府立植物園にて

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撮影:2023年4月24日 京都府立植物園にて

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撮影:2023年7月21日 京都府立植物園にて

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撮影:2023年8月7日 京都府立植物園にて

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撮影:2023年8月14日 京都府立植物園にて

名称:ミヤマシキミ(深山樒)
科:ミカン科 ミヤマシキミヤ属
園芸分類:庭木・花木
形態:常緑広葉 低木
原産地(分布):本州から九州、台湾
品種名:
草丈/樹高:50~100cm
開花期:3~5月
花色:白色
その他:別名 オクリョウ(億両)ミタチバナ(実橘)


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オニシュロ (鬼棕櫚) [常緑樹]

もしかしたら、「ワシントンヤシモドキ」の方が一般的な呼び方かも知れませんが、植物園では「オニジュロ (鬼棕櫚) 」の銘板がつけられておりました。
オニジュロは、やや細い幹は分枝せず、ゆるくカーブして伸びます。葉は長めの葉柄があり、扇状に深裂し、茎頂に叢生します。葉先はまっすぐ伸びて放射状に広がり、風などで折れ曲がって垂れ下がり、葉の白い糸状にほつれた繊維がまとわりつきます。葉は下の方から枯れていきますが、長期間幹に残り、枯葉の蓑をまとったようになります。葉柄には棘状のギザギザがあり、基部は二股に裂け、逆V字型になります。5~7月頃、長い花序を出し、黄白色の粒状をした小花を多数咲かせます。花序の先端は重みで垂れ下がる。花は両性花で、芳香があります。果実は球形の液果で、藍黒色に熟します。

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撮影:2020年3月12日 京都府立植物園にて

名称:オニシュロ (鬼棕櫚)
科:ヤシ科 ワシントンヤシ属
園芸分類:
形態:高木常緑
原産地(分布):メキシコ北西部
品種名:
草丈/樹高:さ25~30m
開花期:5~7月
花色:黄白色
その他:ワシントンヤシモドキ 、オキナヤシモドキ (翁椰子擬)


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ビブルヌム・リチドフィルム [常緑樹]

幹は直立し、根本から分枝。長くて皺のある葉は皮質で、綿毛の生えた小枝に対生。表面は光沢のある濃緑色、裏面は灰色のフェルトのような質感があります。
晩春に、枝先の花序に小さな黄白色の花を咲かせます。
果実ははじめ赤色ですが、熟すと黒色になります。

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撮影:2021年4月24日 京都府立植物園にて

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撮影:2021年4月14日 京都府立植物園にて

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撮影:2021年3月30日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年3月17日 京都府立植物園にて

名称:ビブルヌム・リチドフィルム
科:スイカズラ科 ガマズミ属
園芸分類:
形態:常緑低木
原産地(分布):中国
品種名:
草丈/樹高:2~5m
開花期:晩春
花色:黄白色
その他:


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ローズマリー・ミスジェサップアップライト [常緑樹]

イギリスで昔より栽培されている立性のローズマリー品種。細葉で清楚な姿で、直立して力強く伸びます。
しっかりした枝葉に濃い青紫の花をたくさん咲かせます。寒さに強く丈夫。
葉は様々な料理、ハーブティー、ハーブバスなどに使われます。

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撮影:2020年2月1日 京都府立植物園にて

名称:ローズマリー・ミスジェサップアップライト
科:シソ科
園芸分類:
形態:常緑低木
原産地(分布):園芸品
品種名:ミスジェサップアップライト
草丈/樹高:50~180cm
開花期:6~7月、12~2月
花色:濃い青~紫
その他:別名 マンネンロウ


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チリメンガシ(縮緬樫) [常緑樹]

ウバメガシ の変種で、葉がチリメン状に縮れています。
暖地の海岸などに生え、樹皮は黒褐色で、老木は縦に浅く裂けます。
葉は約6cmの長楕円形で互生し、 厚い革質で光沢があり、縁が裏側に少し巻き、 葉脈がくぼんで葉に縮みがあるように見えます。ここが名前の由来かな?。
雌雄同株で、 新葉が出ると同時に、 黄褐色の雄花序が新枝の下部から尾状に垂れ下がり、 上部の葉腋に目立たない雌花が1~2個付きます。
褐色で長楕円形の堅果が生ります。 殻斗には黄褐色の鱗片が鱗状に並びます。
園芸種と言われることもあるようです。

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撮影:2019年6月19日 京都府立植物園にて

名称:チリメンガシ(縮緬樫)
科:ブナ科 コナラ属
園芸分類:
形態:常緑、広葉樹、高木
原産地(分布):
品種名:
草丈/樹高:15m
開花期:4~5月
花色:黄褐色
その他:


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ヤドリギ(宿り木 ・ 宿木 ・ 寄生木) [常緑樹]

日本に自生するヤドリギは、セイヨウヤドリギの亜種となります。
セイヨウヤドリギが、果実が白く熟すのに対し、淡黄色になります。宿主樹木はエノキ・クリ・アカシデ・ヤナギ類・ブナ・ミズナラ・クワ・サクラなど幅広い。
この植物の一番の特徴は、樹木の枝や幹に「寄生して生長する」点です。果実は冬季に鳥に食べられます。果実の内部は粘りがあり、種子はそれに包まれているため、鳥の腸を容易く通り抜け、長く粘液質の糸を引いて樹上に落ちます。粘液によって樹皮上に張り付くと、そこで発芽して「寄生根(きせいこん)」という根を幹の中に食い込ませ、樹木から水分と養分を吸収して生長します。ここから「宿り木」と漢字が当てられるようになりました。
ヤドリギの葉は、表も裏も緑が濃く、肉厚です。寄生しているとはいえ、自ら光合成を行って養分をつくりだすこともできます。この葉を乾燥させ、煎じて飲めば、薬用としても使われます。

◇ヤドリギは雌雄異株ですので、雄花をつける雄株と、雌花をつける雌株とがあります。
 雄株 雄花は直径7mmほどで、黄色い4枚の花被片があり、蜜は無く、花被片の内側に葯が張り付いています。
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◇雌株 果実の脇から伸びた枝の先に雌花が咲いています。雌花は直径2mmほどでとても小さいので、注意してみないと花が咲いていることに気がつかないくらいです。
雌花はたっぷりと蜜を出します。
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撮影:2020年4月3日 京都市伏見区にて


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撮影:2020年1月18日 京都市伏見区にて

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撮影:2021年1月21日 京都市伏見区にて

名称:ヤドリギ(宿り木 ・ 宿木 ・ 寄生木)
科:ビャクダン科・ヤドリギ属
園芸分類:
形態:常緑
原産地(分布):ヨーロッパ、アジア
品種名:
草丈/樹高:
開花期:2~4月
花色:淡黄色
その他:


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ハマヒサカキ(浜姫榊) [常緑樹]

ハマヒサカキは、日本、中国、朝鮮半島南部に分布するモッコク科ヒサカキ属の常緑性低木です。
日本では千葉県以南の本州、九州、琉球列島に分布しており、暖地の海岸林に自生しています。
名前の通り、ヒサカキとは同属の近縁種です。
潮風や乾燥に強い事から、海岸沿いの街路樹や公園樹としてよく利用される樹木です。
 葉は倒卵形で先端はわずかにくぼみ、基部はくさび形。葉質は厚くて硬い。表側は深緑色で強い光沢があり、縁は波状の鋸歯がありますが、葉の縁が裏側に反り返るため目立ちません。小枝はやや横向きに出て、葉が二列に並び、水平に広がります。
ハマヒサカキは、晩秋の10~12月頃になると葉の付け根に小さな白い花を咲かせます。
雌雄別株で雌株には雄しべが退化した雌花が、雄株には雌しべが退化した雄花が咲きます。
花は花径5㎜前後の釣り鐘形で、雌花の方がやや小さくなります。
雌花は雄花より小さい。花弁は5個。雄花には雄しべが10~15個ありますが、雌花では退化しています。雌しべは1個。雄花では退化しています。雌しべの花柱は3裂。萼片は5個。花柄は長さ2~3mm。果実は液果。直径約5mmほどの球形。11~12月に黒紫色に熟す。
果実は、翌年に黒紫色に熟すために、花と果実を同時に見ることも出来ます。

周囲に漂ってしまうというほど強いものではありませんが、花にはプロパンガスに似た匂いがあります。

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撮影:2020年1月1日 静岡県にて

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撮影:2020年10月6日 京都府立植物園にて


○雄花
花の少ない初冬に開花
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○雌花
花と同時に黒い実ができます。
果実は熟すと黒くなりますが、熟すのは翌年の冬になるため、黒い果実が花と一緒に実ることになります。
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○果実
花後には小さな球形の果実を実らせます。
熟すのは翌年の冬になります。
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撮影:2020年11月26日 京都府立植物園にて

名称:ハマヒサカキ(浜姫榊)
科:モッコク科 ヒサカキ属
園芸分類:
形態:常緑性低木
原産地(分布):日本(関東以南、四国、九州)、朝鮮、中国
品種名:
草丈/樹高:50~200cm
開花期:10~12月
花色:白色
その他:


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オガタマノキ(黄心樹・招霊木・小賀玉木) [常緑樹]

本州南部(関東以西)からフィリピンにかけて分布するモクレン科の常緑樹。
古来から神聖視され、神社仏閣では御神木とされることが多い。葉を神前に供え、心霊を招くために使われたことから「招霊(オキタマ)」、これが転じてオガタマノキと名付けられました(諸説あり)。
3~4月に咲くクリーム色の花は直径2~3cmほどで花弁の元は紅になります。モクレンやコブシよりも小さく、枝葉に隠れるように1輪ずつ開花するため、あまり目立ちません。
10月頃になると長さ5~10cmほどの実ができます。種子は赤くてよく目立ちます。熟して落下するころには黒くなります。

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撮影:2020年3月14日 京都市伏見区にて

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撮影:2020年7月8日 京都市伏見区にて

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撮影:2019年11月4日 京都市伏見区にて

名称:オガタマノキ(黄心樹・招霊木・小賀玉木)
科:モクレン科 オガタマノキ属
園芸分類:
形態:常緑樹 高木
原産地(分布):本州南部(関東以西)からフィリピン
品種名:
草丈/樹高:
開花期:3~4月
花色:クリーム色
その他:


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