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ズミ(酢実) [花木]

北海道から九州までの広い範囲に自生するバラ科の落葉樹。やや湿気のある場所を好み、山地や高原にある湿原で時に群生する。
ズミの開花は5~6月で、オオシマザクラやカイドウに似た小花を枝いっぱいに咲かせる。花の直径は3cmほど。咲き始めはピンク色を帯び、徐々に純白へと変化する。
花の後には小さいリンゴのような果実ができ、9~10月にかけて赤または黄色に熟す。
和名は、染料となることから染み(そみ)、あるいは、実が酸っぱいことから酢実、とも呼ばれる。
果実は名前のとおり酸味が強く、渋味もあるが、霜が降りるころになれば多少の甘味が出るため、生食のほかジャムや果実酒に用いることができる。
ズミの小枝はトゲ状に育ち、材は硬い。斧や鉈などの器具類の柄に使われる。

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撮影:2023年4月5日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年4月19日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年9月28日 京都府立植物園にて

名称:ズミ(酢実)
科:バラ科 リンゴ属
園芸分類:
形態:落葉樹
原産地(分布):
品種名:
草丈/樹高:10m
開花期:5~6月
花色:白色
その他:別名 コリンゴ(小林檎)、ミツバカイドウ(三葉海棠)


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アオマムシグサ(青蝮草) [山野草]

山野の林や林縁など半日陰のような明るくやや湿ったところに自生する。
春に地下の偏円形の球茎から偽茎を伸ばし、2枚の葉と仏炎苞を形成し、その中に肉穂花序をつける。
葉は鳥足状の複葉で小葉は長楕円形、葉先は鋭く尖り葉縁は波打つ。真中の葉が一番大きい。小葉の形態や鋸歯の有無には変化が多い。
花は、仏炎苞苞の中に伸びた付属体下につき、成長や栄養の状態によって、雄花から雌花に変化する性転換植物である。
雌雄異株の多年草で、小苗のうちは雌雄どちらでもなく、少し育つと雄株に、充実した株になると雌株となるが、雌株になっても弱った株は雄株に戻るとのこと。
また、雄株には出入り口がありまが、雄蕊を付けた虫が雌株にもぐり込んで受粉するが、虫の出口がないとのこと。
仏炎苞が緑色になるものをアオマムシグサと。

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撮影:2022年4月28日 京都府立植物園にて

名称:アオマムシグサ(青蝮草)
科:サトイモ科 テンナンショウ属
園芸分類:山野草
形態:多年草
原産地(分布):北海道、本州、四国、九州
品種名:
草丈/樹高:50~70cm
開花期:4~6月
花色:青色
その他:


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ケイカ (瓊花) [花木]

ケイカはレンブクソウ科の落葉~半常緑樹。
4~5月頃に、ガクアジサイに似た集散花序を出し、白色の8個の中性花を周縁部に、中心部には小さな両性花をつける。開花時には芳香を放つ。
葉は、長さ5~11cmの楕円形から長楕円形で枝に対生する。歯の縁部には鋸歯があり、先端部は尖る。若枝並びに葉裏には短細毛が密集する。
和名は、中国名の音読みから。

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撮影:2022年4月25日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年4月27日 京都府立植物園にて

名称:ケイカ (瓊花)
科:レンブクソウ科 ガマジミ属
園芸分類:花木
形態:落葉~半常緑樹
原産地(分布):中国
品種名:
草丈/樹高:原産地では4m前後
開花期:4~5月
花色:白色
その他:


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ハンカチノキ・ソノマ [花木]

ハンカチノキ・ソノマは、アメリカ・カリフォルニア州ソノマ郡(Sonoma County,CA)のセバストポル(Sebastopol)という町にある「Sonoma Horticultural Nursery」で作出された、ハンカチを吊り下げたような花姿のハンカチノキの一才性品種。
1m程度の樹高の若木のうちから開花し、白く垂れ下がる総苞片も大きい優秀な品種である。

*一才性(いっさいせい)とは、園芸の用語で、花・実がつきやすい、あるいは若木のうちから花・実がつくという性質となる。


ハンカチノキは←こちらで確認ください。

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撮影:2022年4月22日 京都府立植物園にて

名称:ハンカチノキ・ソノマ
科:ミズキ科 ハンカチノキ属(ダヴィディア属)
園芸分類:花木
形態:落葉性高木
原産地(分布):園芸種
品種名:ソノマ
草丈/樹高:10~20m
開花期:
花色:白色
その他:4~5月


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ブルーキャットミント・アルバ [ハーブ]

キャットミント(アルバ)は白色の花を咲かせる珍しい品種。
開花時期は春と秋の2回(夏は休む)、花色は白色、個々の小花は唇形で、花序は小花が集まり輪散花序に花を咲かせる。
葉色は灰緑色、葉身は卵形で葉縁に鋸歯があり、葉序は対生葉序につく。

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撮影:2022年4月22日 京都府立植物園にて

名称:ブルーキャットミント・アルバ
科:シソ科 イヌハッカ属
園芸分類:ハーブ
形態:多年草
原産地(分布):オランダ(作出元) 園芸種
品種名:アルバ
草丈/樹高:50cm
開花期:4~9月
花色:白色
その他:


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バンデラパープル [ハーブ]

バンデラパープルは、一般的な種と比べて非常に背が低くて分枝よく沢山の花を咲かせる園芸品種。
花はとても特徴的で、ウサギのような花を咲かせる。花は薄紫色の長い苞葉と小花を保護する灰紫色の苞葉、濃い紫色の小花からなる。
葉色は緑色で白色の毛があり、葉身は線形で全円、葉序は対生葉序もしくは輪生葉序につく。
ラベンダー ストエカス系となる。


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撮影:2022年4月22日 京都府立植物園にて

名称:バンデラパープル
科:シソ科 ラヴァンドラ属
園芸分類:ハーブ
形態:常緑低木
原産地(分布):ヨーロッパ 園芸品種
品種名:
草丈/樹高:20~25cm
開花期:4~7月
花色:淡紫色
その他:


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オオヒナユリ(大雛百合) [球根]

アメリカ合衆国西部原産の球根草。葉はすべて根生葉で形状は広線形で、概して途中で折れ曲がってしまう傾向がある。
花期は4~5月。茎先に総状花序を出し、淡い青色や白色、紫色などの花を多数つける。花被片は6枚で、星形に開く。縁は緩やかな波を打つ。
実はさく果。

米大陸の原住民達はこの球根を煮て食用にしていたとか。

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撮影:2022年4月19日 京都府立植物園にて

名称:オオヒナユリ(大雛百合)
科:ユリ科 カマシア属
園芸分類:耐寒性球根植物
形態:多年草草本
原産地(分布):北米
品種名:
草丈/樹高:60~130cm
開花期:4~5月
花色:淡青色
その他:別 名 カマッシア・ライヒトリニー


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ギンコウボク(銀厚朴) [花木]

中国南部、インドネシア及びフィリピンなどの熱帯アジアを原産とするモクレンの仲間。同地に自生するキンコウボク(金厚朴)とM. montanaの雑種であり、花の色からギンコウボク(銀厚朴)と名付けられた。
葉は15~30cmほどと大きく、革質で厚みがあり、先端が尖るのが特徴。常緑性であるが、日本に自生する常緑のモクレンはオガタマノキのみ。
花は白色で花披片は9個、芳香が強い。香りは朝と夕方に強く、花びらが開ききったら香りがなくなるので、蕾の花びらが少し開いたのが良い。
中国では花を糸でくくり服に着け、香水の代わりとして身につけたり、花弁を束ねたものを芳香剤としている。最近ではこの花から抽出したオイルを「マグノリアオイル」という名前でアロマオイルや食品添加物として売り出しているとのこと。

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撮影:2022年4月18日 京都府立植物園にて

名称:ギンコウボク(銀厚朴)
科:モクレン科 オガタマノキ属
園芸分類:
形態:常緑広葉 小高木
原産地(分布):インドネシア、フイリピン
品種名:
草丈/樹高:5m
開花期:4~6月
花色:白色
その他:別名 ギョクラン


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ショカッサイ(諸葛菜) [草花]

アブラナ科の植物。中国原産。高さは20~50cm程になり、3~5月に薄紫色の花を咲かせる。
ショカッサイ、ハナダイコン、オオアラセイトウなどといわれる。
中国から輸入された園芸種が半ば野生化。1894年に初めて記録があり1939年から各地に広がり、現在ではほぼ日本全土にみられる。
別名の花大根(ハナダイコン)は、花が大根に似ているから

 オオアラセイトウが正しい名前で牧野富太郎が名付け親。ショカッサイの名は中国名の「諸葛菜」をそのまま使って音読みしたものである。ムラサキハナナ(紫花菜)の別名もあり、「紫」は言うまでもなく花の色を表したもの。「花菜」とは菜の花(油菜)のことで、紫色の菜の花という意味になる。


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撮影:2022年4月14日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年5月9日 京都府立植物園にて

名称:ショカッサイ(諸葛菜)
科: アブラナ科 オオアラセイトウ属または、ショカッサイ属
園芸分類:草花
形態:2年草
原産地(分布):中国原産
品種名:
草丈/樹高:20~50cm
開花期:3~5月
花色:紫色
その他:別名 花大根(ハナダイコン)


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ウンリュウクワ(雲竜桑) [落葉樹]

ウンリュウクワは、クワ科の落葉樹で、クワ一品種の実生から選抜された園芸品種。
枝が曲がりくねる特徴を持つ。
4~5月ころに花が咲く。花弁はなく、雄花には4本の雄しべ、雌花には1本の雌しべがある。
枝が屈曲するウンリュウクワは生花材料として良く使われる。
今一、詳しい情報が見つかりません。

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撮影:2022年4月15日 京都府立植物園にて

名称:ウンリュウクワ(雲竜桑)
科:クワ科 クワ属
園芸分類:
形態:落葉低木
原産地(分布):園芸種
品種名:
草丈/樹高:3~10m
開花期:4~5月
花色:
その他:別名 セッカングワ(節曲桑)、コウテングワ(香篆桑)


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