SSブログ

カラタチ(枳殻) [果樹]

中国北部あるいは中部を原産地とするミカンの仲間で、柑橘類ではもっとも寒さと病気に強いことで知られる。
枝には長さ5cmにも及ぶ鋭い棘があり、防犯を目的に垣根として利用されることが多い。
この刺は葉の変形したもの、あるいは枝の変形したものという説がある。
花期は春で、葉が出る前に3~4cm程の5弁の可憐な白い花を咲かせ、芳香がある。
花のあとには、径3~4 cmの球形で軟毛がある緑色の果実をつけ、秋には熟して黄色くなる。果実には種子が多く、また強い酸味と苦味があるため食用にならない。しかし、果実は果実酒の材料として使われ、種は薬用となる。
丈夫な性質を持つためミカンの台木として使われ、今日、私たちが食べる日本の農家で生産する柑橘類の95%以上の木が、カラタチに接ぎ木して栽培されている。
和名カラタチの名は唐橘(からたちばな)が詰まったものである。別名でもカラタチバナとも呼ばれる。

葉はアゲハチョウの幼虫が好んで食べるようです。

カラタチ-21(20230403).jpg カラタチ-22(20230403).jpg カラタチ-23(20230403).jpg カラタチ-24(20230403).jpg カラタチ-25(20230403).jpg カラタチ-26(20230403).jpg
撮影:2023年4月3日 京都府立植物園にて

カラタチ-31(20230414).jpg カラタチ-32(20230414).jpg カラタチ-33(20230414).jpg
撮影:2023年4月14日 京都府立植物園にて

カラタチ-1(20210811).jpg カラタチ-2(20210811).jpg カラタチ-3(20210811).jpg カラタチ-4(20210811).jpg カラタチ-5(20210811).jpg カラタチ-6(20210811).jpg カラタチ-7(20210811).jpg カラタチ-8(20210811).jpg
撮影:2021年8月11日 京都府立植物園にて

カラタチ-11(2021005).jpg カラタチ-12(2021005).jpg
撮影:2021年10月5日 京都府立植物園にて

名称:カラタチ(枳殻)
科:ミカン科 カラタチ属
園芸分類:果樹
形態:落葉低木
原産地(分布):長江上流域
品種名:
草丈/樹高:4~6m
開花期:4~5月
花色:白色
その他:


nice!(1)  コメント(0) 

カマエケレウス・シルベストリー [多肉植物]

小型の柱サボテン。たくさんの枝を出して広がり、土の表面をはうように伸びます。
深紅の美しい花です。直径は約5cm程度で花期は5月の下旬頃の約1ヶ月。花が開いている日にちが短い。
園芸名は、ビャクダン(白檀)

サボテン-1(20210602).jpg サボテン-2(20210602).jpg サボテン-3(20210602).jpg サボテン-4(20210602).jpg サボテン-5(20210602).jpg
撮影:2021年6月2日 京都市伏見区にて

名称:カマエケレウス・シルベストリー
科:サボテン科 カマエケレウス属
園芸分類:多肉植物(サボテン)
形態:
原産地(分布):アルゼンチン
品種名:
草丈/樹高:
開花期:5月下旬ごろ
花色:朱色
その他:


nice!(1)  コメント(0) 

オオグルマ (大小車) [草花]

日当たりのよい湿った草地や湿地に生える多年草で、茎は伏毛があり、上部で分枝して高さ20~60cmになります。
花期には根生葉は無いことが多いようです。地下茎で横に広がり、茎は緑色、直立し、枝分かれは少ないです。
花は、茎の上部の枝先に直径3~4cmの頭花を1個ずつつけます。タンポポに少し似ていて、黄色く細長いヒラヒラした花びらが特徴。
和名は、花びらが車輪状に広がっている様子から、小さい車という意味の「小車(オグルマ)」から。

オオグルマ-1(20210810).jpg オオグルマ-2(20210810).jpg オオグルマ-3(20210810).jpg オオグルマ-4(20210810).jpg オオグルマ-5(20210810).jpg オオグルマ-6(20210810).jpg オオグルマ-7(20210810).jpg オオグルマ-8(20210810).jpg
撮影:2021年8月10日 京都府立植物園にて

名称:オオグルマ (大小車)
科:キク科 オグルマ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):在来種  北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、ロシア、モンゴル
品種名:
草丈/樹高:20~60㎝
開花期:7~10月
花色:
その他:


nice!(1)  コメント(0) 

アワ(粟) [穀物]

アワはアジア原産とされ、野生原種がユーラシア大陸に広く分布しています。中国では紀元前から栽培され、大部分の地域で主食として食べられていたそうです。
日本へは米よりもいち早く伝わり、縄文時代にはすでに栽培されていた最古の穀物。
イネ科の一年草で、茎は1m未満のものから2mを超すものまであります。穂は穎果(えいか)が密につき、フォックス・テール(狐の尾)の名のごとく動物のしっぽのような形に垂れ、長さ10~40cm。
日本で栽培されるのはオオアワですが、原産地は東アジア地域とされ、“猫じゃらし” の名で有名なエノコログサの交雑種が原種と考えられています。
生育期間が短いので、昔は高冷地ではもっとも重要な穀物の一つで、明治後期には20万ヘクタール余りも栽培されていました。大正以降は減り続け、現在では郷土料理用などに特別に栽培される程度で、菓子用や小鳥の餌(えさ)用には輸入に頼っています。多くの品種がありますが、栽培上は春アワと夏アワとに分けることが出来ます。

粟-1(20210810).jpg 粟-2(20210810).jpg 粟-3(20210810).jpg 粟-4(20210810).jpg 粟-5(20210810).jpg 粟-6(20210810).jpg 粟-7(20210810).jpg 粟-8(20210810).jpg
撮影:2021年8月10日 京都府立植物園にて

名称:アワ(粟)
科:イネ科 エノコログサ属
園芸分類:雑穀類
形態:多年草
原産地(分布):アジア原産
品種名:
草丈/樹高:1~2m
開花期:
花色:
その他:


nice!(1)  コメント(0) 

ツルムラサキ(蔓紫) [野菜]

ツルムラサキはツルムラサキ科で、東南アジア原産の葉物野菜野菜。生長がは早いつる性植物で、こまめに収穫することで支柱なしでコンパクトに栽培できます。
ツルムラサキには「赤茎種」と「緑茎種」といった2つのタイプがあります。名前の通り茎が赤色(紫色)か緑色かの違いで、日本では緑茎種が主流です。
緑茎種(紫色のもの)は、花が淡紅色、果実は紫色で1個の種子を含みます。花が美しく観賞用に栽培されたり、紫色の染料として使用されていたようです。

緑茎種は、食用として使われます。独特の風味があり、熱を加えると粘り気が出てきます。しっかりとした食感があり、若くてやわらかいものがおいしいです。
味はホウレンソウ、独特のねばりはモロヘイヤに似ます。

ツルムラサキ-1(20210811).jpg ツルムラサキ-2(20210811).jpg ツルムラサキ-3(20210811).jpg ツルムラサキ-4(20210811).jpg ツルムラサキ-5(20210811).jpg ツルムラサキ-6(20210811).jpg ツルムラサキ-7(20210811).jpg ツルムラサキ-8(20210811).jpg ツルムラサキ-9(20210811).jpg ツルムラサキ-10(20210811).jpg


ツルムラサキ-11(20210811).jpg
スーパーなどではこんな感じで売られていのかな
撮影:2021年8月11日 京都府立植物園にて

名称:ツルムラサキ(蔓紫)
科:ツルムラサキ科 ツルムラサキ属
園芸分類:野菜
形態:つる性一年生草本
原産地(分布):東南アジア原産
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:
花色:淡紅色
その他:


nice!(1)  コメント(0) 

アカミノアブラチャン(赤実油瀝青) [花木]

アブラチャンは、全国の山野にふつうに見られるクスノキ科クロモジ属の落葉低木です。アカミノアブラチャンはアブラチャンの品種でアブラチャンの実は緑色ですが、赤実のアブラチャンはその名のとおり赤い実をつけます。福島県只見町大字長浜だけに自生する貴重な植物で、只見町の天然記念物に指定されています。

1180年(治承4年)、高倉宮以仁王が越後へ都落ちする際に只見町長浜地区で平家の追手と交戦となり、その時散った血汐がアブラチャンの実を赤く染めたという伝説があります。

アカミノアブラチャン-1(20210316).jpg アカミノアブラチャン-2(20210316).jpg アカミノアブラチャン-3(20210316).jpg アカミノアブラチャン-4(20210316).jpg アカミノアブラチャン-5(20210316).jpg アカミノアブラチャン-6(20210316).jpg
撮影:2021年3月16日 京都府立植物園にて

名称:アカミノアブラチャン(赤実油瀝青)
科:クスノキ科 シロモジ属
園芸分類:花木
形態:落葉広葉 低木
原産地(分布):福島県
品種名:
草丈/樹高:2~5m
開花期:3~4月
花色:淡黄色
その他:


nice!(1)  コメント(0) 

バジル [野菜]

バジルは、熱帯アジア、インド原産でシソ科の一年草です。
バジルという名は、ギリシャ語の「王様」という言葉(バシレウス)に由来するといわれます。
イタリア料理ではお馴染みのハーブの一種。ツヤのある葉をつけ、甘くさわやかな芳香があります。トマトのコンパニオンプランツ(*)としても利用され、害虫被害を抑える他、果実の風味をよくする効果あります。

日本名は「めぼうき」。バジルのタネは水を含むと膨張するので、日本では昔、この作用を利用して、目のごみを取ったことからついたとされます。

バジルは、葉を利用するため、花を咲かせると葉が硬くなることから花が咲く前に摘み取られてしまいます。このため花を見る機会は少ないかも知れません。

*違う種類の野菜と一緒に栽培することで良い影響を及ぼす植物

バジル-1(20210811).jpg バジル-2(20210811).jpg バジル-3(20210811).jpg バジル-4(20210811).jpg バジル-5(20210811).jpg
撮影:2021年8月11日 京都府立植物園にて

名称:バジル
科:シソ科 メボウキ属
園芸分類:野菜,ハーブ
形態:一年草
原産地(分布):熱帯アジア、インド原産
品種名:
草丈/樹高:
開花期:
花色:白色
その他:


nice!(0)  コメント(0) 

ダンドク(壇特) [花木]

ダンドク(檀特)は、熱帯から温帯に生育するカンナ科の多年草。カリブ諸島、熱帯アメリカ原産で日本へは江戸時代に渡来したようです。園芸種のカンナの原種のひとつ。 花は黄色~赤色、カンナより花が小さい。
花期は、亜熱帯では6~9月、熱帯では周年。花は頂生し総状花序。色は黄色または赤で、花びらに見えるものは、雄しべが変化したもの。
地下にショウガに似た塊茎から茎を伸ばします。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)で、葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はありません。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)。実のでき始めは緑のイガイガで覆われていますが、乾燥して黒茶色になるとイガイガが剥げ落ち、殻が割れ、複数の重く丸く黒い種子が見えてきます。これが散弾銃の弾丸のように見えることから、英名Indian shotと呼ばれます。

名前の由来は、北インドのガンダーラ地方にある檀特山(だんとくせん)に因んでいます。(前世の釈迦であるスダーナ太子が菩薩修行をしたという山)。

ダンドクの学名は、 Canna indica L.とのことです。

タンドク-1(20210727).jpg タンドク-2(20210727).jpg タンドク-3(20210727).jpg タンドク-4(20210727).jpg タンドク-5(20210727).jpg タンドク-6(20210727).jpg タンドク-7(20210727).jpg タンドク-8(20210727).jpg タンドク-9(20210727).jpg
撮影:2021年7月27日 京都府立植物園にて

名称:ダンドク(壇特)
科:カンナ科 カンナ属
園芸分類:花木
形態:多年草草本
原産地(分布):熱帯アメリカ原産
品種名:
草丈/樹高:2m
開花期:5~10月
花色:赤色
その他:


nice!(1)  コメント(0) 

ナンゴクイヌホオズキ [果樹]

ナンゴクイヌホオズキは、ガーデン・ハックルベリーと呼ばれているものはナス科のイヌホオズキの一種です。
草勢が強く、ブッシュ状に茂った枝に無数の散形花序をつけ、白い花を咲かせた後、小さなトマトに似た緑の実を付けます。実は熟すとナスのような黒紫色に色付き、完熟すると黒いインクのような色になります。食用にするのはここまで十分に熟した実だけとされ、未熟な実や葉や茎、ガクの部分などにはソラニンという有毒な成分が含まれているので食べられません。
詳しい情報があまりありませんでした。

ナンゴクイヌホウズキ-1(20210806).jpg ナンゴクイヌホウズキ-2(20210806).jpg ナンゴクイヌホウズキ-3(20210806).jpg ナンゴクイヌホウズキ-4(20210806).jpg ナンゴクイヌホウズキ-5(20210806).jpg ナンゴクイヌホウズキ-6(20210806).jpg ナンゴクイヌホウズキ-7(20210806).jpg ナンゴクイヌホウズキ-8(20210806).jpg ナンゴクイヌホウズキ-9(20210806).jpg
撮影:2021年8月6日 京都府立植物園にて

名称:ナンゴクイヌホオズキ
科: ナス科 ナス属
園芸分類:
形態:常緑低木
原産地(分布):西アフリカ
品種名:
草丈/樹高:45~60cm
開花期:5~7月
花色:白色
その他:別名 ガーデン ハックルベリー



nice!(1)  コメント(0)