カンコノキ [落葉樹]
近畿~沖縄にかけての暖かい地域の海岸近くに生える落葉低木となります。
雌雄異株で、7~10月ころ、葉腋に小さな淡緑色の花を咲かせます。果実は約6mmのかぼちゃ形、秋から冬かけて褐色に熟して裂けますが、果皮が落ちても中軸が残るため、朱色の種子が目立ます。
短枝の先はときにとげとなります。材は黒色で、櫛や印鑑などの材料として用いられ、コクタンノキとも呼ばれます。
カンコノキの名は葉の形がカンコ舟(鵜飼などに用いられる木造の川舟)に似るため、といわれています。
撮影:2020年11月9日 京都府立植物園にて
撮影:2019年8月2日 京都府立植物園にて
撮影:2019年9月18日 京都府立植物園にて
撮影:2019年9月30日 京都府立植物園にて
撮影:2023年12月21日 京都府立植物園にて
名称:カンコノキ
科:コミカンソウ科 カンコノキ属
園芸分類:花木
形態:落葉低木
原産地(分布):近畿地方以西の本州・四国・九州・沖縄
品種名:
草丈/樹高:1~5m
開花期:7~10月
花色:淡緑色
その他:
雌雄異株で、7~10月ころ、葉腋に小さな淡緑色の花を咲かせます。果実は約6mmのかぼちゃ形、秋から冬かけて褐色に熟して裂けますが、果皮が落ちても中軸が残るため、朱色の種子が目立ます。
短枝の先はときにとげとなります。材は黒色で、櫛や印鑑などの材料として用いられ、コクタンノキとも呼ばれます。
カンコノキの名は葉の形がカンコ舟(鵜飼などに用いられる木造の川舟)に似るため、といわれています。
撮影:2020年11月9日 京都府立植物園にて
撮影:2019年8月2日 京都府立植物園にて
撮影:2019年9月18日 京都府立植物園にて
撮影:2019年9月30日 京都府立植物園にて
撮影:2023年12月21日 京都府立植物園にて
名称:カンコノキ
科:コミカンソウ科 カンコノキ属
園芸分類:花木
形態:落葉低木
原産地(分布):近畿地方以西の本州・四国・九州・沖縄
品種名:
草丈/樹高:1~5m
開花期:7~10月
花色:淡緑色
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】
ホソバタブ(細葉椨) [常緑樹]
雌雄同株で花期は4~5月、黄緑色であまり目立たない花を咲かせます。8~9月ごろ球形で黒紫の液果が熟す。
葉は互生で、枝先に集まって着きます。葉身は長さ8~15㎝、長楕円形から披針形(ひしんけい)。タブノキの新葉は赤味を帯びますが、本種は赤味を帯びないのが特徴です。
葉は同属のタブノキより細い、そのことが名前の由来となります。
材は建築、家具、器具に利用される。公園樹。
撮影:2022年5月9日 京都府立植物園にて
撮影:2022年6月10日 京都府立植物園にて
撮影:2019年7月31日 京都府立植物園にて
撮影:2019年8月19日 京都府立植物園にて
名称:ホソバタブ(細葉椨)
科:クスノキ科 タブノキ属
園芸分類:庭木・花木
形態:常緑高木
原産地(分布):本州(関東以西)、四国、九州、朝鮮半島南部
品種名:
草丈/樹高:10~15m
開花期:4~5月
花色:黄緑色
その他:別名アオガシ
葉は互生で、枝先に集まって着きます。葉身は長さ8~15㎝、長楕円形から披針形(ひしんけい)。タブノキの新葉は赤味を帯びますが、本種は赤味を帯びないのが特徴です。
葉は同属のタブノキより細い、そのことが名前の由来となります。
材は建築、家具、器具に利用される。公園樹。
撮影:2022年5月9日 京都府立植物園にて
撮影:2022年6月10日 京都府立植物園にて
撮影:2019年7月31日 京都府立植物園にて
撮影:2019年8月19日 京都府立植物園にて
名称:ホソバタブ(細葉椨)
科:クスノキ科 タブノキ属
園芸分類:庭木・花木
形態:常緑高木
原産地(分布):本州(関東以西)、四国、九州、朝鮮半島南部
品種名:
草丈/樹高:10~15m
開花期:4~5月
花色:黄緑色
その他:別名アオガシ
【 掲載植物リスト一覧表】
センノウ(仙翁) [草花]
センノウは鎌倉時代の末から室町時代の初めごろ、中国から渡来した多年草です。全体に短い毛が生えていて、直立する茎には葉が対になってつきます。茎は根元より数本~10数本が株立ちとなり、花は茎の先端にまとまって咲き、花弁の先端は細かに切れ込んでいるのが特徴です。
原産地の中国ではタネでふえる野生系がありますが、日本で現在栽培されているのはタネができない3倍体であるため、さし木か株分けでふやします。
センノウの名称は、昔、京都嵯峨にあった仙翁寺(せんのうじ)にあったことによります。
植物園の「センノウ(仙翁)」の解説文には、このように説明がありました。
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室町時代の幻の名花
鎌倉時代末から室町時代にかけて渡来したといわれる中国原産の宿根草。
室町時代に、京都の禅宗寺院を中心に栄えた文芸、五山文学のなかで、酷暑のなか太陽に向かって燃えるような緋色の花を咲かせる「仙翁花」である。名の由来は当時嵯峨の山中にあったと伝えられる「仙翁寺」に由来する。
時がうつり、五山文学がすたれ、仙翁寺の所在も一切わからなくなり、この花は京都から姿を消した。それ以来、「幻の花」となった。
近年、この花が島根県でお盆の仏花として栽培されていたのが再発見され当園に導入されたことで、京都に里帰りを果たしました。その後、熊本県その他でも相次いで発見された。
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撮影:2020年7月20日 京都府立植物園にて
撮影:2019年8月2日 京都府立植物園にて
名称:センノウ(仙翁)
科:ナデシコ科 センノウ属
園芸分類:山野草,草花
形態:多年草
原産地(分布):中国東部から中部、南西部
品種名:
草丈/樹高:40~100cm
開花期:7~9月
花色:赤色
その他:
原産地の中国ではタネでふえる野生系がありますが、日本で現在栽培されているのはタネができない3倍体であるため、さし木か株分けでふやします。
センノウの名称は、昔、京都嵯峨にあった仙翁寺(せんのうじ)にあったことによります。
植物園の「センノウ(仙翁)」の解説文には、このように説明がありました。
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室町時代の幻の名花
鎌倉時代末から室町時代にかけて渡来したといわれる中国原産の宿根草。
室町時代に、京都の禅宗寺院を中心に栄えた文芸、五山文学のなかで、酷暑のなか太陽に向かって燃えるような緋色の花を咲かせる「仙翁花」である。名の由来は当時嵯峨の山中にあったと伝えられる「仙翁寺」に由来する。
時がうつり、五山文学がすたれ、仙翁寺の所在も一切わからなくなり、この花は京都から姿を消した。それ以来、「幻の花」となった。
近年、この花が島根県でお盆の仏花として栽培されていたのが再発見され当園に導入されたことで、京都に里帰りを果たしました。その後、熊本県その他でも相次いで発見された。
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撮影:2020年7月20日 京都府立植物園にて
撮影:2019年8月2日 京都府立植物園にて
名称:センノウ(仙翁)
科:ナデシコ科 センノウ属
園芸分類:山野草,草花
形態:多年草
原産地(分布):中国東部から中部、南西部
品種名:
草丈/樹高:40~100cm
開花期:7~9月
花色:赤色
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】