SSブログ

ハマボウ(浜朴) [花木]

ハマボウは関東以西の本州・四国・九州に分布し、韓国にも分布する落葉低木です。内湾や河口の塩性湿地に生育します。幹は枝分かれし、樹高は3~4mほど。葉は落葉樹にしては厚く、両面に星状毛がありますが、特に裏面には密生するので、灰白色に見えます。
7~8月にかけて、オクラやケナフに似た黄色の美しい花を咲かせます。5枚の花びらは螺旋状に並び、中心部は暗赤色であり、中心の雌しべに多数の雄しべが合着し、この科の特徴を示しています。
朝開いて夕方には咲き終わる一日花ですが、株全体では次々と花をつけます。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)です。

日本原産の野生のハイビスカスとも言われ、和名は、浜辺に生える朴の木(ホオノキ)を意味するとのことです。

ハマボウ-21(20200720).jpg ハマボウ-22(20200720).jpg ハマボウ-23(20200720).jpg ハマボウ-24(20200720).jpg
一日前の花
撮影:2020年7月20日 京都府立植物園にて

ハマボウ-1(20190720).jpg ハマボウ-2(20190720).jpg ハマボウ-3(20190720).jpg ハマボウ-4(20190720).jpg ハマボウ-5(20190720).jpg ハマボウ-6(20190720).jpg ハマボウ-7(20190720).jpg
撮影:2019年7月20日 京都府立植物園にて

ハマボウ-8(20190722).jpg ハマボウ-9(20190722).jpg
撮影:2019年7月22日 京都府立植物園にて

ハマボウ-10(20190820).jpg ハマボウ-11(20190820).jpg
撮影:2019年8月20日 京都府立植物園にて

ハマボウ-31(20201106).jpg ハマボウ-32(20201106).jpg ハマボウ-33(20201106).jpg ハマボウ-34(20201106).jpg
撮影:2020年11月6日 京都府立植物園にて

名称:ハマボウ(浜朴)
科:アオイ科 フヨウ属
園芸分類:花木
形態:落葉低木
原産地(分布):本州の三浦半島から九州に分布 韓国の済州島
品種名:
草丈/樹高:3~4m
開花期:7~8月
花色:黄色
その他:


nice!(3)  コメント(2)