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アークトセカ・カレンジュラ [草花]

南アフリカ原産の多年草。帰化植物となります。匍匐茎を伸ばして四方に広がり、4~11月に、5cm程の黄色の頭花をひとつ咲かせます。根生葉はロゼット状で長楕円形、羽状に切れ込み、葉の裏に綿毛が密につきます。
種名のカレンジュラはキンセンカのことを指すとともに、その言葉には長く花が咲き続けるという意味もあります。このアークトセカも開花期が長いのが特徴です。和名ではワタゲハナグルマともいいます。

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撮影:2019年4月16日 京都府立植物園にて

名称:アークトセカ・カレンジュラ
科:キク科 ハゴロモギク属
園芸分類:草花
形態:常緑多年草
原産地(分布):南アフリカケープ地方原産
品種名:
草丈/樹高:10~20cm
開花期:4~11月
花色:黄色
その他:


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カワセミソウ(翡翠草) [山野草]

カワセミソウは、2000年に京都でムラサキサギゴケの群れの中から偶然発見された新種で、とても珍しい花だそうです。よく見かけるムラサキサギゴケの仲間です。
 葉は根際に集まり、倒卵形、先は鈍く、縁には粗い鋸歯があります。
 花は茎の先にまばらにつき、花冠は長い筒状になり、紫色で基部の内側は白く黄色の斑紋があります。筒状部は、長さ2~2.5cmで上唇と下唇に分かれ、下唇は3裂、上唇は2裂です。下唇には4本の隆起帯があります。
ムラサキサギゴケの花に比べ、筒状部が下唇に比べて著しく長く、隆起帯も2本でなく4本であることも特徴です。
 名前の由来は、スマートな花の形と、宝石をちりばめたような斑点があることが飛ぶ宝石といわれるカワセミに似ている事からとのことです。

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撮影:2022年4月19日 京都府立植物園にて

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撮影:2021年4月24日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年4月17日 京都府立植物園にて

名称:カワセミソウ(翡翠草)
科:ハエドクソウ科 サギゴケ属  (ゴマノハグサ科 サギゴケ属)
園芸分類:野に咲く花
形態:
原産地(分布):京都
品種名:
草丈/樹高:5~10cm
開花期:4~5月
花色:紫色
その他:


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カシワ(柏) [落葉樹]

痩せた乾燥地でも生育することから、火山地帯や海岸などに群落が見られることが多いです。
葉は大きく、縁に沿って丸く大きな鋸歯があるのが特徴。ドングリはクヌギに似て丸く、殻斗は先がとがって反り返る包が密生しまう。秋に枯れた葉が春までついたまま、新芽が出るまでは落葉しないのも特徴です。
葉には芳香があり、さらに翌年に新芽が出るまで古い葉が落ちない特性から「代が途切れない」縁起物とされ、柏餅を包むのに用いられたり、家紋や神紋をはじめとして多様されています。
 雌雄同株となります。葉の展開と同時に5~6月に開花します。雄花序は長さ10~15cm、新枝の下部から垂れ下がります。雌花序は新枝の葉腋から出て、雌花が5~6個つきます。果実は堅果です。

柏餅で知られるカシワの葉でご存じの方も多いのでは?


◇新葉は日々、劇的に変化します
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撮影:2019年4月17日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年7月26日 京都府立植物園にて

名称:カシワ(柏)
科:ブナ科 コナラ属
園芸分類:
形態:落葉中高木
原産地(分布):日本、朝鮮半島、台湾、中国
品種名:
草丈/樹高:15~20m
開花期:5~6月
花色:
その他:


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タンゴイワガサ(丹後岩傘) [花木]

海岸の岩場に自生している落葉低木ですが自生地が限られ、福井県から兵庫県までの日本海岸で見られます(京都では丹後海岸の岩場に分布しています)。
初夏に清楚な白い花をつけます。
花の様子が傘を開いたような形に見えることから名前が付きました。

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撮影:2021年4月12日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年4月17日 京都府立植物園にて

名称:タンゴイワガサ(丹後岩傘)
科:バラ科 シモツケ属
園芸分類:花木
形態:落葉低木
原産地(分布):本州(福井県以西の日本海岸)、朝鮮半島南部
品種名:
草丈/樹高:1~1.5m
開花期:4~5月
花色:白色
その他:別名 ミツバイワガサ


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コンロンソウ(崑崙草) [山野草]

日陰の谷川や清水の湧き出る場所に生育し、セリの花と葉によく似ていますが、背丈(40~70cm)や花はずっと大型。十文字の白い花が特徴となります。
根茎は多少肥厚し、地中に細い走出枝を出して殖えます。茎は直立し、高さ40~70cm、まばらに分枝し、葉とともに短い柔毛に覆われます。葉は互生し、長柄があり、羽状複葉で5~7枚の小葉があります。
4~6月、茎頂および分枝した枝先に総状花序を出し、白色4弁の花を咲かせます。花穂は初め短く、花が開くにつれて伸びます。果実は長さ2cm程度のものが実ります。

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撮影:2019年4月17日 京都府立植物園にて

名称:コンロンソウ(崑崙草)
科: アブラナ科 タネツケバナ属
園芸分類:野に咲く花
形態:多年草
原産地(分布):北海道から九州、朝鮮半島、中国、シベリア
品種名:
草丈/樹高:40~70cm
開花期:4~6月
花色:白色
その他:


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