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エンドウ ツタンカーメン [つる性]

この濃い紫色のさやをしたエンドウ豆は、古代エジプトのツタンカーメン王の墓から出土した豆の子孫といわれています。1992年にカーター氏がツタンカーメンの墓を発掘した際に数多くの副葬品の中から見つかったとされ、それを持ち帰ったカーター氏が発芽、栽培に成功し、「ツタンカーメンのエンドウ豆」として各地に広めたとされています。
このツタンカーメンのエンドウ豆、蔓の様子は普通のエンドウ豆と変わらないのですが、エンドウの花が白いのに対して、このツタンカーメンのエンドウ豆の花は紫色をしています。そして何よりも、サヤの色が濃い紫色です。この紫色は熟すにつれ少し薄れて、地の緑色が透けて見えるような感じになってきます。そうなった頃が収穫時とのことのようです。

ツタンカーメン王の墓から出土した豆かどうかは定かではないとのうわさもありますが、ロマンがありますよね。

エンドウ豆の品種名がツタンカーメンとなります。

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撮影:2019年2月12日 京都府立植物園にて

名称:エンドウ ツタンカーメン
科:マメ科 エンドウ属
園芸分類:つる性
形態:一・二年草
原産地(分布):ヨーロッパ、地中海沿岸
品種名:
草丈/樹高:1.5~3m
開花期:4~5月
花色:紫色
その他:


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カナリナ・カナリエンシス [つる性]

カナリナ・カナリエンシスは、数あるカナリア諸島出身の植物の代表中の代表で、種小名にも「カナリエンシス」とカナリア諸島由来なため文字通りカナリア諸島の象徴的植物になります。
日本に野生するホタルブクロ属と近縁ですが、ホタルブクロの茎葉が対生であるのに対して、本属は互生です。花期は10~4月。釣り鐘型のオレンジ色の花をつけます。たこさんウインナーのような色のようにも見えたりして!

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撮影:2019年2月12日 京都府立植物園・早春の草花展にて

名称:カナリナ・カナリエンシス
科:キキョウ科 カナリナ属
園芸分類:半つる性
形態:耐寒性多年草
原産地(分布):カナリア諸島(テネリフェ島)
品種名:
草丈/樹高:1~1.5m
開花期:春(株によっては12月~1月頃に開花)
花色:赤~オレンジ色
その他:別名 「カナリーキキョウ」


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