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シマジタムラソウ(島路田村草) [山野草]

 シマジタムラソウは東海地方に分布し、主に蛇紋岩地の林縁に生えます。
茎は四角形で、下部に毛があります。葉は1~2回羽状複葉で、茎の下部に集まってつくことが多い。小葉は卵形で、先端のものが一番大きく、側裂片はやや小型、縁には少数の鈍い鋸歯があります。
花は茎の先に穂状にややまばらにつき、花冠は淡青紫色で長さ8~10mm程度です。雄しべは曲がらず花冠の外に突きでます。
貧弱なナツノタムラソウといった印象で、花期や雄しべが花冠から飛びだすところも同じですが、葉は地表近くにまとまってつく特徴があります。

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撮影:2020年7月5日 京都府立植物園にて


名称:シマジタムラソウ(島路田村草)
科:シソ科 アキギリ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):東海地方の固有種
品種名:
草丈/樹高:10~60cm
開花期:9~10月
花色:淡青紫色
その他:


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