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コマユミ(小真弓) [落葉樹]

北海道から九州まで日本各地の山野に分布する落葉低木。日本のほか、中国やアジア東北部にも分布しています。
小さなマユミの木という意味合いで名付けられましたが、性質はニシキギそのものであり、葉の形状や実の様子もニシキギと同様です。ニシキギは、枝にコルク質の翼が4枚、十字に発達し、この翼の無いものが本種と言われているようです。

両者は同じ木で、枝にコルク質の「翼」ができるものをニシキギ、できないものをコマユミと呼んでいるに過ぎないとの説もあります。
花は両性花で、5~6月に、葉腋から集散花序を出し、6~7mmの淡緑色の花を数個つけます。花弁、雄しべともに4個。萼は4裂です。
種子は蒴果です。熟すと裂けて、橙赤色の仮種皮に包まれた種子が1個現れます。
早い場所では8月上旬から紅葉し、その色合いも鮮明であるため、モミジに次いで美しい紅葉樹とされます。

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撮影:2023年11月6日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年4月21日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年6月17日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年10月29日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年10月20日 京都府立植物園にて

名称:コマユミ(小真弓)
科:ニシキギ科 ニシキギ属
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉低木
原産地(分布):北海道、本州、四国、九州、中国、アジア東北部
品種名:
草丈/樹高:
開花期:5~6月
花色:黄緑色
その他:


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キクタニギク(菊渓菊) [山野草]

山地の谷間のやや乾いた崖や、山麓の土手などに生える多年草。茎はそう生(草木などが群がり生えること)し、高さ1~1.5mになり、盛んに枝分かれします。葉は互生、長卵形で深五裂です。両面に細い毛があり、少し黄色味を帯びた緑色で、つやがありません。10~11月に、茎の先端に多数の頭花をつけます。舌状花は短く多数で、中心の筒状花も多い。そう果には冠毛がない。
名前は、京都東山の菊渓の菊の意味となります。
別名はアワコガネギクです。
「京都府レッドデータブック2015」では絶滅危惧種に分類され、名前の由来となった東山区の菊渓では絶滅したとされています。

----------【植物園の説明書きをご紹介】----------

キクタニギク(菊谷菊)キク科
生息地絶滅 交雑も懸念

東北~九州及び中国、朝鮮半島原産のキク科多年草。別名アワコガネギク。
かつて、京都市東山区の「菊渓(谷)」に多く見られたが、樹木化など植生の変化が著しく絶滅して久しい。さらに1990年代には法面緑化用として外国産種子が各地に導入され、在来個体との交雑が懸念されている。
そのため京都府内では2015年版レッドデータブックにおいて新たに絶滅危惧種に指定された。本種は複雑な交雑を繰り返している栽培キクに比べてゲノム(全遺伝子情報)の構造が簡単で、遺伝子解析が進められており、今後栽培ギクの起源や開花メガにズムの解明などが期待される。
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撮影:2020年11月11日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年10月29日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年11月3日 京都府立植物園にて

名称:キクタニギク(菊渓菊)
科:キク科 キク属
園芸分類:野に咲く花
形態:多年草
原産地(分布):日本(岩手 - 関東太平洋岸地域、長野県、近畿地方、九州北部)、中国、朝鮮半島
品種名:
草丈/樹高:1~1.5m
開花期:10~11月
花色:黄色
その他:別名はアワコガネギク


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