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ウマノアシガタ(馬の足形) [山野草]

日本では北海道~南西諸島まで、日本国外では朝鮮、中国、台湾に広く分布する多年草で、日当たりの良い山野に生えます。草丈30-60cmで茎と葉裏には白い長毛があります。葉は根生葉が長い柄のある掌状に3~5裂した単葉で、茎の中程には柄の短い掌状の葉がつき、茎の上部には線状の小さな葉がつきます。
枝分かれをした花茎の先に1つずつ黄色い花をつける、花弁は5枚で横に開き、光沢があります。花の真ん中には雄しべと雌しべがたくさんあります。八重咲きのものは雄しべや雌しべが花弁に変化したものです。
 花の後にできる実は球状をしたそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)の集合果で、金平糖のような形をしています。

和名は花の形を馬の蹄につける馬沓(うまぐつ)にたとえたものとのことです。

*馬沓は、馬の足につけるわらじです。雪道を歩くときの滑り止めとして使ったり、砂利道などの悪路を歩くとき、馬の蹄を保護するために使ったりしました。
*蹄鉄(ていてつ)は、主に馬の蹄(ひづめ)を保護するために装着される、U字型の保護具となります。

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撮影:2021年5月11日 京都市内にて

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撮影:2018年4月20日 京都府立植物園にて



名称:ウマノアシガタ(馬の足形)
科:キンポウゲ科キンポウゲ属
園芸分類:野草
形態:多年草
原産地(分布):北海道~南西諸島  朝鮮、中国、台湾
品種名:
草丈/樹高:30~60cm
開花期:4~6月
花色:黄色
その他:



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