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ユキモチソウ (雪餅草) [山野草]

花は、葉の間から肉穂花序を立て、紫褐色の仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)をつけます。
仏炎苞の外側には白い縦の筋が入り、内側は黄白色です。真ん中に白い棍棒のような形で先が丸くふくれた付属体があります。そのまんなかの白くふくれた部分が雪のように白く、お餅がふくらんだみたいなのでこの名になりました。確かに白い餅に見えますよね。
雌雄異株の多年草ですが、小苗のうちは雌雄どちらでもなく、少し育つと雄株に、充実した株になると雌株になりますが、雌株になっても弱った株は雄株に戻ると言われています。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されているそうです。

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撮影:2018年4月12日 京都府立植物園にて

名称:ユキモチソウ (雪餅草)
科:サトイモ科 テンナンショウ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):本州の近畿地方と四国
品種名:
草丈/樹高:15~30cm
開花期:4~5月
花色:紫
その他:


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