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ヤマフジ(山藤) [つる性]

近畿地方以西~九州の低山の林縁や明るい樹林内に生えます。
日本に自生する藤の仲間(フジ属)は、フジ(別名ノダフジ)と近畿以西に自生するヤマフジの二種で、ともに日本特産です。
落葉のツル性の木本で長いツルで巻きついて高い木によじ登ります。蔓は上から見て左巻です。「フジ(ノダフジ)」では右巻です。
春に花を房のように(総状花序)に下垂させて多くの花をつけます。
花はマメ科特有の蝶型花で、花房の基部から順に咲いていくフジとは異なり、ヤマフジでは花房の花はほぼ同時に開花するのが特徴です。
花房は長さ20cmほどとフジよりも短いのも特徴です。
果実はインゲン豆のように細長く長さ10~20cm程度です。
葉は、奇数羽状複葉(葉軸に沿って左右に小葉を並べ先端に1枚の小葉をつける)で、小葉は長さ4~8cm前後の楕円形で葉先は三角形状で全縁(葉の縁にギザギザがない)です。

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撮影:2018年4月12日 京都府立植物園にて

名称:ヤマフジ(山藤)
科:マメ科 フジ属
園芸分類:
形態:つる性落葉木本
原産地(分布):日本
品種名:
草丈/樹高:
開花期:4~5月
花色:白色
その他:


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