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アルプスオトメ (アルプス乙女) [果樹]

「アルプス乙女」は直径5cm前後のミニりんごです。重さが30~50gくらいと小さく、果皮は真っ赤で軸はやや長くて、とてもかわいらしい姿をしています。
「ふじ」と「紅玉」を混植した長野県の農園で偶発実生として育成され、1968年(昭和43年)に命名されたそうです。当初はふじと紅玉が親に関係していると思われていましたが、のちの遺伝子解析によって、親の掛け合わせは「ふじ」×「ヒメリンゴ」の可能性が高いことがわかりましたと解説がありました。
果肉はやや硬いですが、糖度が高く酸味も適当で、そのまま生食されたり、屋台のりんご飴の原料に使われたりします。

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撮影:2018年4月10日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年4月6日 京都府立植物園にて

名称:アルプスオトメ (アルプス乙女)
科:バラ科 リンゴ属
園芸分類:
形態:落葉高木
原産地(分布):園芸種
品種名:
草丈/樹高:
開花期:4月
花色:微かにピンクを残した白
その他:収穫は10月下旬


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セイヨウスモモ(西洋李) [果樹]

一般には、プルーンで知られるバラ科サクラ属の落葉小高木で、葉は楕円形~倒卵形、長さ5~10cm、幅3~6cm、葉縁には鋸歯があります。
花は4~5月につき、花弁は白く、おしべは長く黄色い。花弁の先端は薄緑色。両性花となります。
果実は、卵形~長楕円形で表面は濃紺色となります。
プラムの一種で生食したり乾燥した果実を食用になります。
プルーンは、古い時代に、ヨーロッパに渡り栽培されて、アメリカなど世界中で栽培されています。
日本には、明治初年に、アメリカから渡来しましたが、開花時期が梅雨にかさなり、商業的な栽培には不向きで、日本での栽培量は、梅雨時期の雨量が比較的少ない東北地方などで少量が栽培されている程度とのことです。

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撮影:2018年4月10日 京都府立植物園にて

名称:セイヨウスモモ(西洋李)
科:バラ科 サクラ属
園芸分類:
形態:落葉性小高木
原産地(分布):カスピ海沿岸部
品種名:
草丈/樹高:4~5m
開花期:3~4月
花色:白色
その他:


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チョウセンレンギョウ(朝鮮連翹) [花木]

朝鮮半島原産で、2~4mほどになる。雌雄異株。
細長い枝を地際からたくさん伸ばして株立ち状になり、レンギョウより枝は太く湾曲し、大きく伸びる。
葉は先が尖った長楕円形~長卵形で、対生する。葉は三出複葉になる場合がある。葉は先端部には鋸歯があり、元の方は全縁。
3~4月頃、葉の展開に先だってやや下向きに山吹色の花を咲かせ、花弁は4枚。花の最盛期を過ぎる頃に葉が展開する。果実は蒴果。

「レンギョウ」は若い枝が垂れる。幹は中空。葉に先だって開花。
「シナレンギョウ」は枝が直立する。幹は中空で、薄い隔膜で細かく仕切られる。葉と花がほぼ同時に展開する。花数が多く花弁が細長い。
「チョウセンレンギョウ」は枝がやや湾曲する。幹は中空で、薄い隔膜で細かく仕切られる。葉がやや幅広い。葉に先だって開花。花色は山吹色。

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撮影:2018年4月6日 京都府立植物園にて

名称:チョウセンレンギョウ(朝鮮連翹)
科:モクセイ科 レンギョウ属
園芸分類:
形態:落葉低木
原産地(分布):朝鮮
品種名:
草丈/樹高:2~3m
開花期:3~4月
花色:山吹色
その他:


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ゲッケイジュ(月桂樹) [常緑樹]

クスノキ科の常緑高木で全体に芳香があります。多数の枝が分かれ、長楕円形の葉を密生刺せます。雌雄異株で、春、黄色の小花が密集して咲きます。葉から香料をとり、干した葉は香辛料とします。南ヨーロッパの原産で、日本には明治末期に渡来し、各地で栽培されていますが雌木は少ないとのことです。
葉にはシネオールと呼ばれる芳香成分が含まれ、葉を乾燥させたものをローリエ(フランス語: laurier)、ローレル(英語: laurel)、ベイリーフ(英語: bay leaf)などと呼び、香辛料として広く流通しています。
我が家でもカレーやシチュー等に良く使われています。
我が家のゲッケイジュは雌の木かも、花の形が雌花のようです。

月桂樹の実は、古くから健胃薬として用いられてきたようです。
秋ごろに熟して黒紫色になった果実を採取し、よく乾燥させたもの(月桂実=げっけいじつ)を粉末にし、湯に溶かして服用するようです。
また、実から作ったローレルオイル(ダフネオイル)は、主に地中海沿岸やトルコ、シリアで生産されており、
抗菌作用があるほか果実由来の芳香を持つので、主に石けんの原料として利用されるそうです。

◇我が家の雌木
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撮影:2018年4月7日 自宅にて

◇雌の木として紹介されていました
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撮影:2018年4月10日 京都府立植物園にて

◇雄木の花
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撮影:2018年4月1日 京都府立植物園にて

◇月桂樹の実
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撮影:2021年7月4日 京都市伏見区にて

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撮影:2021年10月14日 京都市伏見区にて

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撮影:2021年10月24日 京都市伏見区にて

名称:ゲッケイジュ(月桂樹)
科:クスノキ科 ゲッケイジュ属
園芸分類:
形態:常緑高木
原産地(分布):南ヨーロッパ
品種名:
草丈/樹高:
開花期:4月頃
花色:黄色
その他:(ローリエ、ローレル)


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