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カナクギノキ [落葉樹]

樹皮は淡褐色で幹は太くなると小さな皮目が目立ち、老木では不規則に剥がれ落ちます。
花は葉の展開と同時に開花し黄緑色の小さな花が集まってつき、花被片は6個となります。
果実は液果で、直径6~7mmの球形~楕円形で赤く熟します。
クスノキ科の高木で落葉するのは本種のみです。
和名のカナクギノキは、樹皮の鹿の子模様の鹿の子が訛ったものといわれているようです。また、樹皮の鹿の子模様の鹿の子が訛ったものといわれているようです。

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撮影:2018年4月5日 京都府立植物園にて

◇花芽で万歳
花芽は丸く、上向きに付き、色は葉芽・花芽ともに赤みがつよい褐色ですが、その姿がいかにも元気に春を待つために万歳をしているように見えませんか?。
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撮影:2018年1月19日 京都府立植物園にて

名称:カナクギノキ
科:クスノキ科 クロモジ属
園芸分類:
形態:落葉高木
原産地(分布):本州(千葉県以西)、四国、九州、朝鮮半島、中国の暖帯
品種名:
草丈/樹高:6~15m
開花期:4月
花色:淡黄色
その他:果期9~10月 雌雄別株


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アオキ [観葉植物]

アオキは常緑性で、しかも耐寒性が強いため、寒い地域では冬の庭を彩る貴重な樹種です。さらに冬には赤くつやのある美しい果実をつけますが、雌花をつける雌株と雄花をつける雄株とに分かれる雌雄異株なので、果実は雌株のみに実ります。花は目立たず、観賞の対象は赤い実と、光沢のある大きな葉です。
若い枝が緑色であるためアオキと呼ばれる(緑色の信号を青信号というようなもの)という説と、一年中、緑色の葉をつけているためアオキと呼ばれるという説があります。枝は成長につれてコルク状の褐色となり、箸に使うこともあったようです。
4~5月にかけて直径1センチ程度の花を咲かせます。花には雌雄がありますが花弁は共に4枚で紫色です。雄花には黄色い「葯」があり、雌花は雄しべが退化し中央部が緑色に見えるのが特徴です。
雄花と雌花の撮影に成功です。

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撮影:2018年4月9日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年12月27日 京都府立植物園にて

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雄花


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雌花


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撮影:2020年3月18日 京都府立植物園にて

名称:アオキ
科:ミズキ科アオキ属
園芸分類:庭木・花木,観葉植物
形態:常緑低木
原産地(分布):日本(北海道南部~沖縄)
品種名:
草丈/樹高:1~3m
開花期:3~5月
花色:紫褐色
その他:アオキ科 アオキ属と分類されることも


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