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イチリンソウ(一輪草) [山野草]

イチリンソウは本州から九州の野山に生える代表的な「春植物」で、人里でも見られ、春に咲くかわいらしい白い花は多くの人に愛されています。木陰の草むらや林床に生え、地下には横走する根茎(地下茎)があり、先端に3枚の羽状複葉をつけて、次々と四方に株を広げていきます。早春になると、1本の花茎に3枚に分かれた羽状総苞葉を輪生させ、その先端に大きな白い5枚の萼花弁を開きます。花弁はなく、白い花弁のように見えるものは萼片です。花が咲いたあと、晩春ごろから葉が枯れ込み始め、初夏には地上部が枯れて、長い季節を地下部のみで過ごします。

別名 「一花草(いちげそう)」、 「一華草(いちげそう)」

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撮影:2020年4月11日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年3月31日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年4月2日 京都府立植物園にて

名称:イチリンソウ(一輪草)
科:キンポウゲ科 イチリンソウ属
園芸分類:山野草
形態:多年草
原産地(分布):日本(本州~九州)
品種名:
草丈/樹高:20~30cm
開花期:4~5月
花色:白色
その他:


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キバナイカリソウ(黄花碇草) [山野草]

山地の林内や林の縁に生える多年草。北海道と本州北部の日本海側に分布します。葉は2回3出の複葉。小葉は卵形~ハート形で、縁に刺状の毛が多く見られます。淡黄色の花弁が4枚あり、距の長さは2 cmほどにもなります。萼片は8枚あり、花の背後に小型の4枚、残りは花弁と重なり合っています。
和名の由来は、黄色い花をつけるイカリソウ。「イカリ」は船の碇(錨)で、花の形が似ているところからです。

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撮影:2022年4月5日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年4月1日 京都府立植物園にて

名称:キバナイカリソウ(黄花碇草)
科:メギ科 イカリソウ属
園芸分類:草花
形態:多年草
原産地(分布):
品種名:
草丈/樹高:20~30cm
開花期:5~6月
花色:淡黄色
その他:


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ラショウモンカズラ(羅生門葛) [山野草]

花は、上部の葉の脇に2~3個の花を横向きにつけます。
4~5cmくらいある唇形の花で、紫色をしており、下唇が発達していて、濃い紫色の斑が入り、白くて長い毛が生えています。
花は一方向を向いていて、段々に咲きます。
葉は対生し、長さ2~3cmの葉柄があり、形は三角状心形で、長さ2~5cm、幅2~3.5cmになり、葉の縁はあらい鈍鋸歯になり、基部は心形になります。
草全体に芳香があります。
和名の由来は、大きくふっくらとした花の感じを、羅生門で渡辺綱が切り落とした鬼女の腕に見立てたものと言われています。

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撮影:2018年3月28日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年3月22日 京都府立植物園にて

名称:ラショウモンカズラ(羅生門葛)
科:シソ科 ラショウモンカズラ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):本州から九州 海外では、朝鮮半島や中国にも分布
品種名:
草丈/樹高:15~30cm
開花期:4~5月
花色:紫色
その他:


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サンゴカク(珊瑚閣) [落葉樹]

寒くなるにつれて幹肌が珊瑚のように赤く染まります。芽出し頃の新芽の緑と赤のコントラストが大変美しいです。 年間をとおして観賞が楽しめる園芸品種の樹木です。
冬になると枝先が赤く染まるモミジはありますがサンゴカクは幹までも真っ赤に染まります。
春の新緑~夏の緑陰~秋の紅葉一年中楽しませてくれる美しい樹です。
紅葉した葉だけが注目されますが、この枝もいいですね。


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撮影:2018年4月5日 京都府立植物園にて

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冬で葉が無いことから、こんな枝の赤に眼がいくということですね
撮影:2017年1月18日 京都府立植物園にて

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2019年1月18日 京都府立植物園にて

名称:サンゴカク(珊瑚閣)
科:カエデ科カエデ属
園芸分類:
形態:落葉高木
原産地(分布):園芸品種
品種名:
草丈/樹高:3~4m
開花期:4~5月
花色:赤色
その他:園芸品種


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