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セイヨウバクチノキ(西洋博打木) [花木]

ヨーロッパ東南部(ブルガリア、セルビアなど)及びアジア西部を原産とするバラ科サクラ属の常緑樹。
4~5月頃になると前年に伸びた枝葉の間から長さ10cmほどの穂を伸ばし、芳香のある白い花をたくさん咲かせます。花の後には実ができ、黒紫色に熟します。穂状の花は一般的なサクラのイメージと程遠いですが、ウワミズザクラ、イヌザクラ、リンボクも同じような花にも見えます。
葉は長さ8~15cmで長楕円形。革質でやや厚く光沢があり、浅い鋸歯がまばらにあります。
近縁関係にある日本のバクチノキに似ることからセイヨウバクチノキと呼ばれますが、「博打の木(ばくちのき)」は秋に白い花が咲き別品種となります。

ちなみに、バクチノキは成長に伴って樹皮が剥げ落ちる様を、博打に負けて身包みをはがされることになぞらえて命名されたものですが、セイヨウバクチノキの樹皮は剥離しません。また、バクチノキは単幹で育つことが多いですが、セイヨウバクチノキは株立ち状に育ちます。

葉はタラヨウと同様に、裏に文字を書くことができます。


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撮影:2021年4月14日 京都府立植物園にて


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撮影:2021年6月21日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年7月7日 京都府立植物園にて

名称:セイヨウバクチノキ(西洋博打木)
科:バラ科 サクラ属
園芸分類:
形態:常緑広葉小高木
原産地(分布):ヨーロッパ東南部
品種名:
草丈/樹高:2~5m
開花期:4~5月
花色:白色
その他:別  名:ビランジュ/チェリーローレル


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