アメリカオニアザミ

アメリカオニアザミは動物が食べることがなく、トゲのせいでなかなか人も手を出しにくい植物です。道路脇などにも生えていますので、飼い犬が散歩の時に触れて怪我をすることもあります。駆除しようとして人が怪我をすることも少なくありません。私もこの撮影時に触れてしまい痛い思いをしました。
日本には、北海道、本州、四国に広がっています。
茎の高さは50～150cmになり、7～10月頃に紅紫色の頭状花を咲かせます。根生葉は羽状に深裂しロゼット状。葉や茎、総苞片には鋭い棘があります。一年草もしくは二年草。種子はタンポポのように綿毛で風に乗って拡散します。
アメリカオニアザミと名前がついていますが、実は原産地はアメリカではなくヨーロッパです。日本に入ってきた経路が北アメリカ産の穀物などだったことから、アメリカから渡ってきたアザミということでこの名前になったようです。
外来生物法で要注意外来生物に指定されています。

撮影：2020年5月31日　京都市伏見区にて

撮影：2021年2月7日　京都市伏見区にて


名称：アメリカオニアザミ
科：キク科 アザミ属
園芸分類：
形態：一年草もしくは二年草
原産地（分布）：ヨーロッパ原産
品種名：
草丈／樹高：50～150cm
開花期：7～10月
花色：淡い紅紫色
その他：

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