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カジカエデ(梶楓) [落葉樹]

本州から中国の山地に見られる葉の大きなモミジの仲間。モミジというよりカクレミノやプラタナスを思わせるような大きな葉を持ち、別名をオニモミジとも呼ばれます。日本固有のモミジであり、外国に自生は見られません。
葉は単葉で対生。葉身は5角形で、掌状に3~5浅・中裂し、基部は心形です。葉縁は大きな粗い鋸歯があり、表面の細脈は隆起し、葉柄は葉身と同じ長さかやや短く、短毛があります。
落葉高木。雌雄異種で樹皮は灰褐色で滑らかです。
葉が展開する前に、長さ3~5cmの散房花序を前年枝の側芽から出し、花は暗紅色で、雄花と比べ雌花の方が色が淡くなります。
雄花序は花が5~15個垂れ下がり、花柄は長さ1~3cm、雌花序は花が3~6個やや上向きにつきます。
果実は翼果で、分果の長さは2.5~3cmになり、翼果は鋭角に開きます。

名は葉がクワ科のカジノキ(梶の木)に似ていることによります。

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撮影:2020年5月27日 京都府立植物園にて

名称:カジカエデ(梶楓)
科:ムクロジ科 カエデ属
園芸分類:
形態:落葉広葉 高木
原産地(分布):日本固有種
品種名:
草丈/樹高:10~15m
開花期:4~5月
花色:暗紅色
その他:別名 オニモミジ


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