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トキワツユクサ(常磐露草) [山野草]

日本へは昭和初期に園芸植物として渡来し、現在では野生化しています。
葉は一年中緑色で、先端が尖った長楕円状卵形をしており全草がほぼ無毛です。 葉は互生につきます。
梅雨時~夏にツユクサ(露草)に似た葉を持つ小さな白花を草むらなどで群生させます。 頂上の葉腋から花柄を出し3弁花を1~3個ずつ付けます。 雄蕊は6本で、それぞれの先端には黄色い葯がありそれを白い花糸が支えています。 雄蕊には多数の長い繊毛が密生し、 中央に1本の雌蕊があります。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)となります。
花名の由来は葉が常緑でツユクサに似ていることから。

別名が「野博多唐草(のはかたからくさ)」と言うことです。その別名の由来が知りたくて少し調べてみました。
昭和初期、葉に白斑のはいった園芸品種が観賞用に導入されたそうですが、 温暖化などで逸出野生化し、野生化した時に斑を消失したとのことです。野生化前のその葉に白斑のはいった縞模様が博多織に似ているところから博多唐草と名付けられたもので、 その野生種の意味で「ノハカタカラクサ(野博多唐草)」と、 なったとされるとのことでした。正しいかどうかは分かりませんが・・・

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撮影:2020年5月20日 京都市伏見区にて

名称:トキワツユクサ(常磐露草)
科:ツユクサ科 ムラサキツユクサ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):南アメリカ原産
品種名:
草丈/樹高:匍匐
開花期:5~8月
花色:白色
その他:別名「野博多唐草(のはかたからくさ)」


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