SSブログ

ノゲシ(野芥子) [山野草]

 ノゲシは世界至る所に帰化している植物であり、原産地はヨーロッパであると考えられています。ムギなどの畑作の伝来とともに渡来した史前帰化植物の1つであり、荒れ地や空き地などに生育しています。秋に芽生え、ロゼットで越冬し、春から夏にかけて茎をもたげてタンポポのような花を付け、種子の綿毛は絹状の毛です。
和名のノゲシはケシの葉に似ていることにより、「ケシ」が付くが、ケシ(ケシ科)と葉が似ているだけで分類上は全く別系統です。
茎の下部から中ほどにかけてつく葉は羽状に深く裂けます。 茎の上部につく葉は裂けず、柄もなく茎を抱きます。 縁のぎざぎざ(鋸歯)の先は尖りますが棘とはならず、さわっても痛くありません。 これが近縁種の鬼野芥子(オニノゲシ)との相違点となります。 葉の縁はやや内巻きになる。茎の高さは50~100cm程で軟らかく中に空洞があります。

ノゲシ-1(20200517).jpg ノゲシ-2(20200517).jpg ノゲシ-3(20200517).jpg ノゲシ-4(20200517).jpg ノゲシ-5(20200517).jpg ノゲシ-6(20200517).jpg
撮影:2020年5月17日 京都市伏見区にて

名称:ノゲシ(野芥子)
科:キク科 ノゲシ属
園芸分類:野に咲く花
形態:越年草
原産地(分布):史前帰化植物と呼ばれるもので、非常に古い時代に日本へ渡来。 現在は世界中に分布。
品種名:
草丈/樹高:50~100cm
開花期:2~8月
花色:黄色
その他:


nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。