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ナガミヒナゲシ(長実雛罌粟) [山野草]

ナガミヒナゲシは、日本では東京都世田谷区で1960年に初めて確認されて以来、強健な性質と強い繁殖力から急速に広がりを見せ、現在では北海道から琉球に至る全国で繁殖が確認されているそうです。
その繁殖力の秘密は、根と葉からは、周辺の植物の生育を阻害する成分を含んだ物質が分泌されます。その上に、一つの果実には約1600粒の種子が内包されています。一個体は100個の果実を成すこともあるため、多い個体では15万粒の種子を持っている計算になります。種子の表面には凹凸があり未熟な状態でも発芽し、また、結実から5年を経たものでも発芽することができるという強力な帰化植物です。環境への影響も心配されているようです。見ているだけでは可愛いですが!。

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撮影:2020年5月14日 京都府立植物園にて

名称:ナガミヒナゲシ(長実雛罌粟)
科:ケシ科 ケシ属
園芸分類:
形態:越年草
原産地(分布):地中海地方原産
品種名:
草丈/樹高:15~60cm
開花期:春~夏
花色:オレンジ色
その他:


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