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コウヤワラビ(高野蕨) [シダ・コケ類]

コウヤワラビは温帯性で、夏緑性で冬は枯れます。田んぼの畦や河川敷で、日当たりのよい場所に群落を作ります。石がゴロゴロしている場所より湿度の高い土壌を好み、根茎は長く伸びます。
 芽どきには淡褐色の軟毛と鱗片に被われています。根茎は長く這い。葉は2形。葉質は草質、無毛。栄養葉は葉柄が長さ20~50㎝、わら色。
胞子葉は葉柄が長さ20~45㎝、小羽片が直径約2㎜の玉状になります。ソーラスは玉の中に包まれている。胞子は冬に熟します。
名前は高野山で発見されたことからで、北海道~九州まで広く分布します。なお分類をメシダ科、オシダ科とするものも多いが、ここではイワデンダ科 コウヤワラビ属としました。
植物園ではコウヤワラビ科として銘板がありました。

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撮影:2020年4月2日 京都府立植物園にて

名称:コウヤワラビ(高野蕨)
科:イワテンダ科(コウヤワラビ科) コウヤワラビ属
園芸分類:シダ
形態:夏緑性
原産地(分布):北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、ロシア
品種名:
草丈/樹高:20~60㎝
開花期:
花色:
その他:


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