ハマヒサカキ(浜姫榊) [常緑樹]
ハマヒサカキは、日本、中国、朝鮮半島南部に分布するモッコク科ヒサカキ属の常緑性低木です。
日本では千葉県以南の本州、九州、琉球列島に分布しており、暖地の海岸林に自生しています。
名前の通り、ヒサカキとは同属の近縁種です。
潮風や乾燥に強い事から、海岸沿いの街路樹や公園樹としてよく利用される樹木です。
葉は倒卵形で先端はわずかにくぼみ、基部はくさび形。葉質は厚くて硬い。表側は深緑色で強い光沢があり、縁は波状の鋸歯がありますが、葉の縁が裏側に反り返るため目立ちません。小枝はやや横向きに出て、葉が二列に並び、水平に広がります。
ハマヒサカキは、晩秋の10~12月頃になると葉の付け根に小さな白い花を咲かせます。
雌雄別株で雌株には雄しべが退化した雌花が、雄株には雌しべが退化した雄花が咲きます。
花は花径5㎜前後の釣り鐘形で、雌花の方がやや小さくなります。
雌花は雄花より小さい。花弁は5個。雄花には雄しべが10~15個ありますが、雌花では退化しています。雌しべは1個。雄花では退化しています。雌しべの花柱は3裂。萼片は5個。花柄は長さ2~3mm。果実は液果。直径約5mmほどの球形。11~12月に黒紫色に熟す。
果実は、翌年に黒紫色に熟すために、花と果実を同時に見ることも出来ます。
周囲に漂ってしまうというほど強いものではありませんが、花にはプロパンガスに似た匂いがあります。
撮影:2020年1月1日 静岡県にて
撮影:2020年10月6日 京都府立植物園にて
○雄花
花の少ない初冬に開花
○雌花
花と同時に黒い実ができます。
果実は熟すと黒くなりますが、熟すのは翌年の冬になるため、黒い果実が花と一緒に実ることになります。
○果実
花後には小さな球形の果実を実らせます。
熟すのは翌年の冬になります。
撮影:2020年11月26日 京都府立植物園にて
名称:ハマヒサカキ(浜姫榊)
科:モッコク科 ヒサカキ属
園芸分類:
形態:常緑性低木
原産地(分布):日本(関東以南、四国、九州)、朝鮮、中国
品種名:
草丈/樹高:50~200cm
開花期:10~12月
花色:白色
その他:
日本では千葉県以南の本州、九州、琉球列島に分布しており、暖地の海岸林に自生しています。
名前の通り、ヒサカキとは同属の近縁種です。
潮風や乾燥に強い事から、海岸沿いの街路樹や公園樹としてよく利用される樹木です。
葉は倒卵形で先端はわずかにくぼみ、基部はくさび形。葉質は厚くて硬い。表側は深緑色で強い光沢があり、縁は波状の鋸歯がありますが、葉の縁が裏側に反り返るため目立ちません。小枝はやや横向きに出て、葉が二列に並び、水平に広がります。
ハマヒサカキは、晩秋の10~12月頃になると葉の付け根に小さな白い花を咲かせます。
雌雄別株で雌株には雄しべが退化した雌花が、雄株には雌しべが退化した雄花が咲きます。
花は花径5㎜前後の釣り鐘形で、雌花の方がやや小さくなります。
雌花は雄花より小さい。花弁は5個。雄花には雄しべが10~15個ありますが、雌花では退化しています。雌しべは1個。雄花では退化しています。雌しべの花柱は3裂。萼片は5個。花柄は長さ2~3mm。果実は液果。直径約5mmほどの球形。11~12月に黒紫色に熟す。
果実は、翌年に黒紫色に熟すために、花と果実を同時に見ることも出来ます。
周囲に漂ってしまうというほど強いものではありませんが、花にはプロパンガスに似た匂いがあります。
撮影:2020年1月1日 静岡県にて
撮影:2020年10月6日 京都府立植物園にて
○雄花
花の少ない初冬に開花
○雌花
花と同時に黒い実ができます。
果実は熟すと黒くなりますが、熟すのは翌年の冬になるため、黒い果実が花と一緒に実ることになります。
○果実
花後には小さな球形の果実を実らせます。
熟すのは翌年の冬になります。
撮影:2020年11月26日 京都府立植物園にて
名称:ハマヒサカキ(浜姫榊)
科:モッコク科 ヒサカキ属
園芸分類:
形態:常緑性低木
原産地(分布):日本(関東以南、四国、九州)、朝鮮、中国
品種名:
草丈/樹高:50~200cm
開花期:10~12月
花色:白色
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】
2020-01-05 17:03
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