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メグスリノキ(目薬の木) [落葉樹]

東北地方中部以南に自生する日本固有の樹木であり、カエデの仲間ではもっとも紅葉の美しい部類に属すると言われています。
主に、標高700メートル付近に多く見られ、大きいものでは、樹高10mに達します。葉は長さ5~13cm程度で、三枚の小葉からなる複葉です。葉は裏側に毛が多く、とてもカエデの仲間に見えませんが、カエデ類特有のプロペラ状の種子ができることから分かります。
雌雄異株で、5~6月ころに黄緑色の5裂した花弁の花を付けます。秋には、翼果の果実を結実します。

名前の由来は、民間療法にて、樹皮や葉を煎じたものが眼病に効くといわれることからメグスリノキと呼ばれます。メグスリノキに含まれるドデンドロール・タンニンという物質が抗菌作用を持ち、現代でも健康食品としてそのエキスが利用されるそうです。眼病のみならず、二日酔い、肝機能の向上、動脈硬化予防等に効果があるとされています。

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撮影:2019年6月18日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年11月22日 京都府立植物園にて

名称:メグスリノキ(目薬の木)
科:ムクロジ(カエデ)科 カエデ属
園芸分類:
形態:落葉広葉樹 中高木
原産地(分布):日本固有
品種名:
草丈/樹高:10m
開花期:5~6月
花色:黄緑色
その他:別名 長者の木、千里眼の木、ミツバナ、ミツバハナ


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